その解釈は正しいのか

The Last Episord

 都内の一室。椅子に腰掛けながら、俺は悩んでいた。


——このことを、公表していいのだろうか。


 もし公表したら、警察が動き出すだろう。

 それでも俺はやるぞ。

 なんせ、あの暗号を解いて、俺は神様が「いうんだ! お前はいう男なんだ!」と叫んでいると解釈したんだからな。

 スレッドを作成して「近況ノートを見ろ。」と、近況ノートのリンク先を送りつけておき、部屋を飛び出した。

 電柱に隠れながら、一息つくと、事態を早速聞きつけたらしく、黒い服の男が飛び出してきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

なんか変なやつに追いかけられてくる 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画