筆圧に溺れろ!

本作の作者様の作品は、他所でいくつか拝読させていただいています。そのどれもが人間描写・背景描写にすぐれ、自分の印象としては『ヒューマンドラマの匠』と言ったところ。

しかし、本作はさらにその上を行っていた。
心の動きに加えてその緻密な筆からくり出されるミリタリー描写は、機械の小さなパーツのひとつひとつまで想像でき、そして鮮明に可動しはじめる。



「ここまで書けるのか!」と嫉妬するレベルの本作。
是非ご一読ください!

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