最終話 あれから1年…。
子宮とバイバイしてから1年。
亀の歩みから人間の歩みに戻り、トイレでいきんでも腹が痛む事もなくなり。
仕事も術前にこなしてた作業全部こなせるようになった。100kgの樽も難なく転がせるぜっ!
それと術後、なぜか臍がいがんでもてたんやけど(内臓の位置変わったから?)知らん間に元に戻ってた。なんやねん。
ただ、冬の間は古傷痛む的なやつなのか定期的に傷が痛む事があった。あと内臓も痛かった。
術後2回目の冬を迎えた現在も偶に痛い時あるから、これはもうしゃあないことなんかもなあ。
そして1年前に予約されてた検診の日がやって来た。
内診はいつだって嫌なもんですなっ!中の傷跡はきれいになってるし、特にもんだいもなし。
で、次に卵巣診よか~ってなったんやけど…え?ま?尻の…穴…だと?
まさかの尻から器具?入れて診るスタイル。実はここだけの話、尻切れてんねん…
痔やねん…たぶん。だから滅茶苦茶痛いよ?!先生画面見せてくれてるけど痛くてそれどころちゃうねん!
右の卵巣は問題なし。左の卵巣…ちょっと腫れてるって。わかる?って聞かれても痛すぎて画面見れやんて!まあ許容範囲内の腫れやから問題ないらしい。
そんなことより早くこの地獄を終わらせてえ!
無事診察も終わり。卵巣の検査1年後予約取っとく?って聞かれたけど断ったよね!
卵巣癌のリスクはあるから定期検診した方が良いんやろうけど…めんどいっ。
なったらそんときゃそん時。自己責任ですわ。
長きに渡る子宮との闘いに終止符を打ち、そして新たなる1年を終え私の輝かしい明日は続いていくのである。
子宮全摘した我が決断に一片の悔いなしっ!!
完
気まぐれもんてぃー バイバイ☆子宮 ぽてぃお @gakutaso
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
近況ノート
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます