第8話 まさかの…

紹介状もっていざ!

おっきい病院やから人がわんさかいらあ。数ある科を横目に目指すは婦人科。

問診票書いて名前呼ばれるのを待つ。む?尿意を感じるな…。どないしょうかな…もうすぐ呼ばれそうな予感するな…ま、大丈夫やろ!などと余裕ぶっこいた事を後悔することになろうとは。この時の自分ぶん殴りてえ。今すぐトイレ行け!


名前を呼ばれて診察室へ。

男の先生や。後に婦人科の偉い先生やと知る。

とりあえず経緯やなんやらを話して、じゃあ内診しよかとなった。嘘…だろ…?

内診無いやろと高を括ってたんだが?だからこそおしっこ我慢してたんですが?

こらあかん。こんな状態で内診なんかされたら…終わりだよ。

恥を忍んでトイレに行かせてもらった。


内診の次はエコー。ここでも筋腫大きいと言われる。そんなに大きいか聞いたら強めに大きいで!と言われた。やっぱり10cm以上あるらしい。へその下辺りまであるらしいよ?


手術の内容の話し合いに。子宮と卵管切除になるんやと。卵巣は残す。そんで私の筋腫はデカいから開腹手術になると。なるほど。

私としてはとにかく貧血しんどいし生理うざくてたまらんから子宮全摘ウェルカムやと伝えておいた。

因みにこれこないだの血液検査の結果ですと先生に見せたら。

おや?先生の様子が…?

結果渡された時なんも言われへんかった?って。いや、なんも言うてへんかったけどと答えると何やら難しい顔してはる。え?なんなん??

とある項目(何か忘れた)の数値が高いらしい。それは良くない事なのか聞くと肉腫の疑いがあるとの事。なん…だと?ただ画像を見る限り筋腫の形キレイやし、その数値ちょっとした事で高くなりやすいみたいやからたぶん大丈夫やろうとの事。

でも子宮全摘後すぐ病理出すんやと。もし肉腫やったら卵巣も摘出になるらしい。

あらまあ大変だあ~。ま、なるようにしかならんわ。

気を取り直して手術日を決める。一番早い日選んだけど…これ最後の生理来るな。残念。こればっかりは先生の都合もあるししゃあないな。

入院は10日ほどになるとの事。

お次は術前検診だよー


続く







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