仲良しカップルがイチャコラするだけの物語

himawari

第1話 大切な恋人

ハナちゃんは、とても可愛い。

自由でおもしろくて気分屋なハナちゃんは僕の恋人だ。


「ねぇハニちゃん、ハナちゃん、ぎゅーされたい。」


ハナちゃんは僕をハニちゃんと呼ぶ。

普段はクールな話し方なんだけど、甘える時に発する甘美な声は僕をとろけさせる。


「ハナちゃん、ぎゅーっ。」


ハナちゃんは、ぎゅーをすると、とても可愛い声で笑う。幸せを噛み締めてるような笑い方で僕も幸せな気持ちになる。


「えへへ。」


「幸せ?」


「うん。幸せぇ。」


普段は女王様のようなハナちゃんだけど、たまに見せてくれるデレデレな態度が、僕を虜にするんだ。


「ねぇハニちゃん。」


「ん?」


「ハナちゃんね、ハニちゃんのこと大好きだよ。」


ハナちゃんは素直だ。僕はハナちゃんの考えている事なら何でも分かる。なるべく願いを叶えてあげたいんだ。


ハナちゃんは僕に料理をしてご飯を食べさせてくれる。どれもとっても美味しくて、全部たいらげてしまうんだ。愛情がこもった料理は、少し焦げたりしていても美味しい。


「ハナちゃんの唐揚げ、好きだなぁ。美味しい〜。」


「ありがとぉ。」


ハナちゃんはダイエットに目覚めて、食べる量と回数を減らしている。僕はぷくぷくしているハナちゃんも可愛いと思うけど、痩せたら多分もっと可愛くなるから、邪魔はしない。たまに一緒にウォーキングなどもする。


ハナちゃんは、僕の前でおならもする。


「あ、でちゃった。」


可愛い・・・。僕は君の臭いおならも好きなんだ。


僕がおならまで愛しているので、ハナちゃんは調子に乗ってしまった。僕の前でどれだけ大きなおならをだせるか、僕を喜ばせようとしてくれている。


夜、寝る時に僕を抱きしめてくれて、ホッとした僕は3秒で眠りに落ちる・・・。


夢の中でハナちゃんの優しい歌声と頭を撫でてくれる温かい手の感触を感じて、僕はとても安眠できるんだ。


ハナちゃん、君に出会えた事が僕の1番のラッキーだったんだ。君に出会って、君と毎日一緒に過ごせて、僕の心は癒されていった。だから君の願いは全部僕が叶えてあげる。君を最高に幸せにしてあげるんだ。


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