猫を拾う。それから始まる出来事は、胸の奥へ温かさを点す
- ★★★ Excellent!!!
福原もも子は、拾った猫を飼い主のもとに返すことになった。
その時、猫を自分と同じ呼び名で呼ぶ飼い主と会い、そして知る。
飼い主の少女の父親は、もも子の学生時代の友人、渡邉だった。
猫を拾うことで、繋がる偶然。
その出来事が日々に疲弊した主人公に伝える。
過ぎた日に片想いしていた友人も、自分への思いがあったことを。
思い出に点った温もりが、読む者へも伝わる。そんな穏やかで優しい物語。
猫の繋げた関わりが、主人公をより良い未来へと繋げてほしい。
そう願いたくなる作品です。