自己の観測と追及 どこまでが「人」か「物」か またはその逆は
- ★★★ Excellent!!!
神話、民族学、近未来SF、ヒューマノイド、個体と集合体……
物語を彩る要素は数多くとも、偏りすぎ、押し付けすぎにならずに円環となってあるテーマを示しています
自我、そしてそこから連なる関係性
一言で言えば人間関係を、『では人とはなんなのか』という視点から
哲学的、かつ自然な心理描写、ストーリーラインで追い求めています
難しいと思われがちなテーマを重苦しいものにさせず、むしろ探求心を掻き立てる描写が特に秀逸です
技術的に進歩した世界観で魂の所在を追い求める、そこに一種の欲深さを感じてしまいます
この世界観にどっぷりと浸ってください