第17話 最凶最悪の魔女と、新天地で暮らしてみる。
さて、街中に出歩いても大丈夫になったわけだけども、オーラムを必ず連れ歩かないといけない訳で・・・デートする分には問題ないけど、働くとなったらどうするべきか。
というか、働かない訳にはいかないよなあ。きっとオーラムの作ったお金は本物と寸分たがわぬ代物だろうけど、だからこそ質が悪い。、デートするにも軍資金が必要だしなあ。ちゃんと正当な方法で稼がないと、絶対後で面倒くさいことになるだろうからなあ。
「あ、じゃあさあ、お店やろうよぉ♬薬屋とか、すぐにできるよぉ♪」
まあ、最適解の一つだろうけど、間違いなく俺が暇だな。地元民と話ができないから接客もできないし。
「うーん、お店は開けるとして、冒険者でもやる?ほら、二足の草鞋をってやつ。」
それ、アリだな。絶大な攻撃力を持つがしゃべれない俺と、それをサポートする魔女のオーラムの夫婦で活動してるってのは違和感ないし、周りも納得しやすそうだな・・・事実は随分違うけども。
「ま、いいんじゃない?たぶんギルド的なものがあったから、色々登録しに行きましょ?」
・・・なんだかんだで、冒険者の俺、誕生!!(薬屋にもなりました)
・・・・・・・・
「あーーーー!!!色々あって疲れちゃったぁ♡♡♡そんな疲れている妻を癒してほしいなぁ♡♡♡」
簡単に作った夕食を食べ終わったオーラムが、身体をくねらせながら服を脱ぎ始めた。もう、仕方ない奴だなあ、ウェルカム!!
≪あれぇ~なことを散々やらかしました≫
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