動物と話せる俺はある時、人生が変わった。
黄昏 朧
第1話 嘘つき
俺の名前は
俺には幼い頃から他の人とは異なる力を持っている。その力とは、魔を祓う力と、魔を祓う力を付与する力、動物と話す力、この三つがある。なぜ俺にこの力があるのかはわからない。だが、この力があったから幼い頃はとてもつらい思いをした。
『せんせー、また竹林君が動物に向かってぶつぶつ言ってます』
『またか、竹林、動物には言葉は通じないぞ』
『そんなことないもん。この子はちゃんと言葉伝わってるよ!嘘じゃないもん!』
俺が何回も嘘じゃないと言っても、信じてくれる人はいなかった。そして毎回言われる。
『『竹林の奴また嘘ついてる』』
そして、俺も中学に入るころには俺が動物と話しているという噂が広がり、俺は孤立した。高校に入ればこの噂は落ち着き少ないが友達が出来た。だが、これも少しの間だった。
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