読み返す度、主眼を変えれば何処かに心を寄せられる。誰かでもなく、誰がでもない、身近な想い。食い違う事もある。すれ違う事もある。けど、そこで生きている物語。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(145文字)
さわやかなイケメンが返り血すら浴びずに倒すような無双はない。泥臭く、地に足付いたファンタジーである。主人公であるおじさんの悲しい過去と、度を超えて、もはや野生に生きる獣レベルにコミュニケーション能…続きを読む
ハルカおじさんとは真逆の存在。見かけは怖く、言動は恐ろしいジーク。でも、コミュニケーションに難がある善い人なのは同じ。困った人は見逃せない。ホントいい主人公。
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