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第1話
「ハナちゃん、雰囲気変わったよね。」
溜まり場でグダグダしてる日曜日、ジャンケンに負けてアイスを買いに行かされることになったあたしと敬太はコンビニまでの道のりを歩いてた。
もう10月だというのに中々気温が下がらない。異常気象?
「え、そう?どんな風に?」
敬太に言われて、思い当たる節がないあたしは首を傾げる。
「んー、なんか柔らかくなったかな。よく笑うようになったし。あったかい感じがする。」
敬太の言葉に思わず笑う。
「なにそれ?」
あ、ほんとだ。あたし笑ってる。
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