[詩集] 軌跡
まるぽち
憂鬱
夜になると、漠然とした憂鬱が押し寄せてくる。
あれをすればよかった、これをすればよかった。
今となってはもう遅いが。
明日は何があるだろう。考える癖が抜けない。
そのたび、ここで終わらせられないのか、
自分は何のためにこんなことしてるのか。
ただもう諦めたくて、でもできなくて。
心を蝕んでいく不安と、不安と、不安と。
だんだんと視界がぼやける。
こぼれないように、天井を見上げる。
明日起きたら、空でみんなを見下げる番になっているといいな。
追いかけて追いかけて追いかけて
たどり着いたら一歩先で手を差し伸べられている
届かないんだよ。
もういいだろ、
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