第2話
◆主要な登場人物や用語の説明
<主人公>
●岩倉咲奈(いわくらさな)31歳
どこにでもいる平凡な専業主婦。7歳(女)と1歳(男)の子の母。真面目で不安感が強い。子どもを産んでからさらにひどくなり、これでいいのだろうかと常に悩んでいた。娘が赤ちゃんのときはよく泣いていて、鬱っぽくなったことも。自分なんかと自己肯定感が低く、学生時代も影が薄かった。
●岩倉旭(いわくらあさひ)34歳
咲奈の夫で普通のサラリーマン。家族第一で優しくマメ。妻と子供を心から愛している愛妻家。咲奈が不安症だということも受け止めている。見た目もよく、柔らかな雰囲気。家事も率先してくれるよき夫。
●岩倉那奈(いわくらなな)7歳 小学1年生
小さい頃からアトピーがひどく、今も薬が手放せない。その度に咲奈は悩み、自分を責めた。そんな母をもったせいか、強い子に育った。いじめっこには立ち向かい、弱い子には手を差し伸べられる正義感溢れる女の子。明るく元気で前向き。咲奈の幼少期とは真逆。幼いながらも、変わっていくママを心配している。
●岩倉太陽(いわくらたいよう)1歳
岩倉家の長男でアイドル的存在。少し病気がちだが、みんなに可愛がられすくすくと育っている。小鞠のよって変わっていく咲奈の影響を一番受ける。いわば被害者。
●吉瀬小鞠(きちせこまり) 42歳
咲奈と同じマンションに住んでいるセレブママ。子育てに自己流の信念を持っていて、それをたくさんの人に広め回っている、いわゆるカリスマ的存在。関わる人はどんどん不幸になっていく。ママ友にサプリや水を売ってお金を稼いでいる(とある医者と繋がっている)。おっとりとした口調で、いつもにこにこしている。
●吉瀬樹里(きちせじゅり) 7歳
小鞠の娘で那奈と同じ小学校に通っている。意地が悪く高飛車。那奈とよく対立している。大人の前だけ良い子ぶっている。
●小鞠と親しい医師 50歳(内科医)
小鞠と結託しサプリや水を売っている。不倫相手。
●マンションの住人数人
小鞠の信者。みんないい人だがちょっと変わっている。
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