いち大学生の呪詛

てむお

はじめに

皆さんはじめまして、てむおです。


作品名からわかる通り一介の大学生であり、都心の大学に首都圏から通学しております。


そんな私ですが、今日からエッセイとは名ばかりの呪詛を電子の海に投稿することにしました。何卒よろしくお願いします。










...と、これだけでは味気ないので、少しばかりこの文を認めるに至った経緯の説明をば




上記の通り私は大学生なのですが、去年までは高校に籍を置いていました。つまり今年大学に入学したということであり、まだまだ慣れていないことが多いというわけです。


その慣れていないことの中でも、「レポート」の存在が特段私を苦しめています。



高校で卒業小論文に触れる機会があったものの、文章を書くという行為と無縁な私にとってはとても面倒くさく、且つ時間がかかるこの課題は、まさに天敵と呼んで差し支えないものだったのです。


字を入力して消し、また字を入力しては消す...

この表現で正しいのかな、と考えながらその作業を繰り返しているうちに、学校に隕石が落ちてこないかな...などといった思考が浮かぶこともありました。



いくら幼い頃から小説を読んでいたとしても、いくら現古漢でいい偏差値がとれたとしても、

文章を取り込む能力と出力する能力が比例することはありません。考えてみれば当たり前のことです。声をずっと出していなければ声帯が衰えるように、文章を出力していなければその能力が成長することはなく衰えていくのみです。


そうなりたくなければ、ボイトレをするしかありません。私はそう考え、レポート以外で文章を出力できる場を探していました。





さて、私は小学生の頃からそこそこの数の小説を読むやつでした。それは中学生、果ては高校生になっても変わりない部分でしたが、大学受験が終わるタイミングで、私の読む小説の媒体は紙から電子書籍へと推移していきました。片手に無限とも言える数の本を持っていられるのですから、いい時代に生まれたものです。



そして季節も移り変り夏真っ盛りの頃に、私はある小説のweb連載版を求めてカクヨムへ足を踏み入れました。そうです、沼に片足を突っ込んだ瞬間です。


夏季休暇であったこと、そして初めて見る小説投稿サイトであったことが災いし、私は三ヶ月で千百万字(恐らく実態は三分の二ほど)ものの小説を読み、全身が沼に浸かって抜け出せなくなってしまい、友人にまで目が悪くなったんじゃないかと指摘されてしまう有様でした。


中毒患者になってしまったてむおさんでしたが、十一月末ほどになってから、自分が文章を出力する場を求めていたこと、そして既にその場を見つけていたことを思い出します。とても賢いですね。



そんなわけで、今私はこの文章を認めているのです。もちろんレポートと呪詛が中途半端になってしまっては元も子もないので、両方を緊張感を持って楽しく書けるラインを模索していきたいと思います。

将来的には卒論やESにも活かせるようにしていきたいですね。



文章を出力する力を伸ばしたいので、誤字・文章の改善点があればどんどん指摘していただければ幸いです。






全人類が一度は学校・職場に隕石落ちろと考えたことがあると思っているのですが、皆さんそこのところはどうでしょうか

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