月の扇子と星の剣というアイテムが素敵で心躍ります!

現代と過去を舞台にした和風ファンタジーとでもいうべきか。

言い伝えとか祠とか折に触れて出てくる単語が私の琴線をジャンジャカかき鳴らしていました。

舞台設定もアイテムも素敵すぎます。

そしてラストに「これから」のことも少し垣間見えて「物語は終わっても、二人の道はまだ先に続いているんだ」と物語のための単なるキャラクターではないのだなと思えました。

長編にもなりそうな内容がぎゅっと濃縮されたた、でも長編ではないからこそ次々展開していく「飽きさせない」工夫がなされた物語で、せっかちな人にもおススメです。

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