古墳が好きって仰ってましたもんね。
私の生まれ故郷には石人を並べた大きな前方後円墳があります。今では小学生が股がって遊んでいますが(レプリカ)、石人も元をたどれば兵士や馬の身代わりだったりするんですよすね。妙に想像力を掻き立てられる場所ではありますね。
作者からの返信
ヤマシタ アキヒロ様。ありがとうございます。石人だと九州ですか?以前古墳を見るツアーで九州を回りました。その時見た八女の石人に、今回東京国立博物館で再会できたのです。二度も会えるなんて感激でした。武人ハニワ様たちも、6名様お揃いで。もうこんなことは二度とない。会えてよかったです。ハニワ様たち、この後、九州へ行かれるそうですよ。ヤマシタ様、もし九州でしたら、ぜひお出かけください。
大王も国も裏切ってもかまわない、けれど愛している相手がいるから、命をかける。千年、二千年経っても変わらないものだからこそ、ハニワのつぶやきは聞こえるように思えるのかもしれませんね。
勝手な読み方ですが、ハニワは語らず、見ていないようでいて、生きている。そんなふうに思います。人に聞こえなくてもつぶやくこともそのひとつ。また、ちゃんと異国の文字と言葉を学んでいることもひとつです。
でもどちらでもいいし、生きていなくてもいいと思います。
素敵な埴輪をごらんになりましたね!
大王は、息子の形見として武人の埴輪をそばに置いて眠っていたのでしょうか。
作者からの返信
紅戸ベニ様。ありがとうございます。これを書いていて改めて思ったんですが、時代が変わり、戦争を経て、民族が、国が変わったとしても、「愛」だけは変わらない、永遠ですね。そして、おっしゃる通り、ハニワの目は黒い穴だけど、しっかり見てますね。今の私たちは、過去の悲しみを見てきた先人たちの目に、しっかりと見られているのです。
埴輪のつぶやきでしたか。
博物館の彼らのコーナーが騒がしいのは、こういうわけなのですね!
作者からの返信
オカン様。お言葉をありがとうございます。そうですね、電気消えて、施錠してからが彼らの時間なのです。色々見てますからね、でも、本当に言いたいことは、きちんと聞いてあげないと、教えてくれないかもしれません。