第6話 ギルドへ行こう

「あぁ、もちろんいいぞ!」


という訳で明日の朝宿屋の入り口に集まることを約束して、俺たちは部屋に戻った。


そういえば、異世界情報パンフレット見てなかったな。


俺は異世界情報パンフレット①を見た。

パンフレットのように、一枚綴りでカラフルだ。


そこには、こう書いてあった。


〜異世界情報パンフレット①〜


●従魔喫茶チェーン店・タマ、続々オープン!

従魔もくつろげる従魔喫茶が続々と全国にオープンしています!

北大陸には、まだ、数店舗しかありませんが、その他の大陸にはかなりゴロゴロしていますよ!

従魔用パスタ、従魔用スイーツ、などなど、盛りだくさんですので、是非行ってみよう!


●酒祭り!

南大陸のミラの国の酒の街ノンベエでは、酒祭りがこの1週間行われているようです!

ブルーベリーワイン、ピーチシャンパン、ティーエールなどなど、この世界ならではのお酒が盛りだくさんです!

是非、行ってみよう!


とあった。


うーん、重要そうな情報は今回は無さそうだな。


俺は2つあるベッドの1つにダルクと潜り込み、カナメはもう1つを使い、ぐっすりと眠った。


♦︎♦︎♦︎


そして、次の日、ハンクさんとギルドに向かった。


「ここがギルドだよ!

どうだ、中々立派な建物だろう?」


炎のモチーフが所々にあり、篝火がかけられ、入り口にも炎魔法のファイアアーチが施されていた。

確かに異世界感満載だし、立派な建物だった。


「そうですね。

受付はすぐに出来るんですかね?」


「あぁ、名前と職業とスキルを書きゃ、1発さ。」


職業…

スキル…かぁ…


ガチャ、なんて言葉この世界には無さそうだし…

これは、かなり苦戦するかもなぁ…


俺は受付に向かった。


名前と職業とスキルを書いて出す。

カナメもそうする。

ダルクは俺の従魔なので、俺の従魔枠に書いておいた。


「用紙のご提出ありがとうございます!

さて、エイガ様の職業はガチャマス、スキルはガチャ、で間違いございませんね?」


「はい…」


「ありがとうございます。

どちらも、前例の無いスキルでございますので、エイガ様はYランクからのスタートでございます。

Zでは無いのは、ピンクタイガーを従えているからですね。


えーと、で、カナメ様の職業はくノ一、これも前例はありませんが、スキルに炎と水、それから、分身と影縫がございます。

こちらは、素晴らしいので、Vランクからのスタートです!


パーティとしてのランクはXになります。

受けられるランクはX以下となりますね。


では、こちらがギルドバッチです。

頑張ってください!」


そう言ってギルドバッチを渡された。


Yってアルファベットの最後から2番目…?

Aランクへの道は遠そうだ…( i _ i )

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俺だけ拾えるガチャコインで、ガチャ引きまくってチートに異世界スローライフ旅! マリ @mari0817

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