第3話 ガチャ引きまくる

そうして、俺は残り8枚のブロンズガチャコインを使ってガチャを引きまくった。


出たのは…


【名前】ロングソード+

【レア度】ノーマル

【説明】定番のロングソードをすこーし強化した物。

雑魚モンスターならば、問題無く斬れる。


【名前】風の谷のブーツ

【レア度】ノーマル+

【説明】風の谷で作られたブーツ。

少しだけ風耐性があるのと、数センチ浮き上がり、土属性の攻撃をかわす事ができるぞ。


【名前】親子丼

【レア度】ノーマル−

【説明】親子丼の弁当。

地球の味を噛み締めるべし。


【名前】一文字斬り

【レア度】ノーマル+

【説明】横一文字に斬る技。

この技を使う時だけ物攻が1.2倍になる。


【名前】ダルク

【レア度】レア

【説明】ピンクの毛並みのタイガー。

炎系の魔法を使い、なんといっても、モフモフ!


【名前】劣化の玉

【レア度】レア

【説明】人・魔物・物などを劣化させる玉。

使い方次第では武器にもなり得る。


【名前】料理の本

【レア度】ノーマル−

【説明】料理のレシピが載っている本。


【名前】アイテムバッグ(20コ)

【レア度】レア

【説明】20コまでのアイテムが収納できる便利なバッグ。

ぜひ、活用しよう!

生き物は入れないよ!


という8つのガチャが出た。


ガチャ機を見てみると…

金色のカプセルが後一回しという所で、出口の近くにあった。


くっそー!

アレがでれば…!


俺はヤケクソでガチャ機を蹴った。


すると…


ネジが回り、金色のカプセルが現れた!


やった!!!


【名前】カナメ

【レア度】スーパーレア

【説明】くノ一の女の子。

主人に順従で、火遁の術、水遁の術、分身術、影縫などの多彩な技を使うぞ。

やったね!


と出た。


『主様、カナメにございまする。

よろしくおねがいしまする。』


カナメは紅色の忍者服を着てそう挨拶した。


「そっか、カナメ、俺は鋭牙だよ。

よろしくね!」


『ガウゥゥ!』


ピンクタイガーのダルクも俺に擦り寄ってきた。


「おぉ、ダルク、忘れてないからな!

お前っ!

モフモフだなぁ…!」


俺はダルクに頬擦りした。

モフモフでふわふわ!

気持ちいい!


『鋭牙様、これからどうされまするか?』


カナメが尋ねた。


「うーん、そうだなぁ。

まだ、宿屋に行くには早いし、少し町の外に出てみようかな?」


『かしこまりました。』


「よし、行こう!」


そして、俺はロングソード+を持ち、ダルクとカナメを引き連れて草原に出た。

すると、ゴブリンが3体現れた。


『お任せくだされ。』


カナメが一歩前に出ると、短刀で1体のゴブリンを見事に斬った。

それから、ダルクがもう1体に噛み付いた。

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