36歳で突然、緑川光さんのファンになった訳

石丸沙織

緑川さんを知った18歳の頃

※19年前の出来事で、記憶が大分曖昧になりつつあります。

情報を調べつつ書いておりますが、

ゲームのシリーズや台詞等、間違っているかもしれません。もし違ってましたらお教え頂けると嬉しいです。


声優である緑川光さんのお名前を知ったのは、

高校三年生の頃。


同級生の家で、女子会を開催。


皆でワイワイ話したり、

お菓子などを食べたり―──


ゲームキューブの『大乱闘スマッシュブラザーズDX』をプレイしていた。


『スーパーマリオ』マリオ、

『ポケットモンスター』ピカチュウ、

『星のカービィ』カービィ、

等々…


様々なゲームのシリーズのキャラクター達が勢揃いし、

最大4人で対戦するTVゲームだ。


女子20人近くいるので、交代しながら4人ずつプレイ。


キャラクターが勝利するたび、動きと共に声が流れる。


「僕は負ける訳にはいかないんだ!」

青髪のショートヘアの優しそうな戦士が、剣を振りながら台詞を言う。


イメージ通りの、甘くて優しく、爽やかなハイトーンボイス。


「マルスじゃ!」

「緑川さんの声じゃ!」

オタクの同級生達数人が言う。

絵を描くのが好きで、漫画・アニメ・ゲーム、声優等にもとても詳しい。


『なるほど。緑川さんという声優が、マルスというキャラを演じられているんじゃなぁ』

と、その時知った。


その美声の聴きたさに自分の番になると、

自然とマルスを選ぶ事が多かった。


マルスの声を聴くたびに

『カッコイイ…』

と思った。


これが、声優としての緑川さんとの事実上の出会いであった。

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36歳で突然、緑川光さんのファンになった訳 石丸沙織 @ishimarusaori

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