恐怖から逃げる

明星愛莉

恐怖から逃げる

幼い頃から、怖いものが苦手だった、ホラー映画はギリギリいけるけど、なんの恐怖?

…そう…言葉の恐怖だ、言葉は簡単に人を傷つける…例えそれが愛情や友情に対する言葉だろうと…支配的な…言葉だろうと、その人の聞こえ方に寄って、感じ方が違う…心配の言葉でも皮肉な言葉に感じる事もある、だから…私は言葉が怖い…声が怖い…本当は…

音の聞こえない世界なら良かったなってずっと願っていた、それと…ある人を傷つけて、その罪悪感から…ずっと謝りたいって思ってた…で、この間、謝るチャンスが希望が見えた…まぁメール関連のものだけど、だから謝ろうってお互いの気持ちを話そうって…そう思った…でも…結局怖くて逃げた…何を言われるのか分からなかったから…後親の言葉も怖い…優しい言葉もあれば怖い言葉もある…

何かと言って自由を奪って、恋人ができた事がしれたら別れろとか…次のテストの点数が悪かったら別れて貰うとか…本当にうんざりだった…関係の無い大切な人が巻き込まれるのが…だから…向こうに未練が無いように、傷つけた…それが1つの理由

周りの同年代の子たちの言葉も怖い…



耳が…音が聞こえない世界なら…良かったのに…何も知らずに済んだ…私ずっと願ったよね?小5の病み期の頃から…お願いです神様、私の耳を聞こえなくしてくださいって…なんで…なんで叶えてくれなかったの?…病み期が終わったと思った?残念、まだ終わってないよ、昔と比べて落ち着いてはいるかもね…でも内面に内秘めただけ…声が嫌い…

でも唯一音楽の世界にだけは救われた…音楽…歌の声は嫌いじゃなかった


私は…まだ謝ることを諦めた訳じゃない…確かに逃げてる…何を言われるのかも分からない…きっと酷い言葉を言われる…謝れた所で嫌われたままには変わりない…きっと許してくれない…でもそれでもいい、それでもいいから…お願いです神様…もう一度私に…謝るチャンスを…


傷つけたのは…他にも理由はある…それが知りたければ…わかってるよね?


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