エピソード 1


生きてる感覚を感じるのは今だけ



「あぁ…っ、はぁ…っ」



全身から汗が湧き出て


長い髪がシーツに絡みついてる



「ぁんッ…あんッ…はぁ…ッ」



奥に込み上げる快感を

私の身体が悦んで声を上げている



「涼…そこ…、あぁっ…」



腰を突かれる度に目の前に

光の粒が散りまかれるような感覚



私の身体が喜んでるんだなって感じるのは


SEXしてる時だけ…





「あれ、美沙こんなところにアザあった?」


「えっ、なに…?」


「ほら、太ももの後ろ、赤いボコボコしたアザみたいなの…」


涼の人差し指が太ももからお尻の方へゆっくりとしなやかにカーブを描く


「何…?まだやんの?」


私の気だるくだした声が気に食わなかったのか、さらに涼の指先が私の溝へ食い込ませるように深く入っていき


「やっ…あっ…」


私の反応を見てニヤリと笑って

ゆっくり私の身体を持ち上げた

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白き龍の刻印 水色 @mizu-iro

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