異世界転生を書くに当たって、主人公の幼少期から始めるというのは、ある程度の覚悟がいります。成長過程を丁寧に見せることで、歳を重ねていく主人公に共感しやすいメリットはありますが、それ以上に書くのが大変。だって、1人の人間の人生ごと書くことになるから。さらに、前世にも伏線がありそうでワクワクする構成。そんな難しいことを、この小説はしているのです。やっていることは難しいのですが、読者側に立つと文章がスルスル入ってきて楽しく読めます。作者様の実力の賜物でしょう。
新しく手に取ったゲームの基本ですね。とりあえず満足に走ったり格闘が出来るまでキャラの間合いを掴んでおいてから、魔法にすすむ。同時に進んでもいいし、同時に進める人も多いけど、物理だけで抜けられるところとか物理だけで抜けないといけない罠に気が付かなかったりするので、軽く自分を追い込んで今できることの究極を確認しておくことは必要です。ただ、物理を極めておくと大抵の場合、魔法を極める必要がなく、最後まで抜ける道が見つかったりするものなのですが、さて。こういうの大変よろしいと思います。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(162文字)
ありがちなストーリーなのにどうなるのかワクワクする良作です。魔法の理論の部分などがすごく丁寧でわかりやすいのにスッキリしててとても読みやすいです。今後の物語がどう展開していくかとても楽しみです。是非読んでみてください!!
まだ全体で2話とお話が始まったばかりなのですが、スタートの書き方としては上々という感じ、掴みとしては十分という感じです。既に結構な量の書き溜めもあるとのことなので、そちらの方にも期待をしたいですね。
特に引っかかる部分もなく読めました。これから、どう生きていくのか気になるところですね。主人公は魔法がまだまだなので、どう発展させていくのか、とか