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2時間後。
ピンポーン
「ごめん遅くなった、あれなんか靴多くない?」
「サクヤが勝手に連れてきた」
チャイムを押した私を迎え入れた家主のマサキは
呆れ顔で言う。
月に2回程サクヤが主催する大学の同期会。
と言っても仲良くなった4人でするただの宅飲み。
だけど、今日は見知らぬ顔が2人。
「マナ遅せぇよ、ほんとに男といたのかよ」
「…ちょっと買い物してただけよ」
少し顔が赤くなったサクヤはもう完全に出来上がっている。
「はいマナ」
マサキが置いてくれたレモンサワーに手を伸ばし
「うん、ありがと」
お礼を言って1口飲む。
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