>天狼や暮らしもひともつつましく
冬三日月未完のペンを擱くごとし
「粗衣粗食しりーず」最新作!
シリウス(天狼星)というスケールの大きな言葉で、句に奥行きが出ました。
「天狼抜◯牙!」の激しいイメージと、慎ましさの対比。
生活様式と、心の持ち方の両方に、適度な慎みを添えて。
新月から満月までの流れを、エタらずに書き上げたかった・・・
でも、未完のままペンを置くのは辛いでしょう。
有名な辞世の句「叫びたし 寒満月の割れるほど」と合わせると、断腸の思いにさえ通じるかもです。
作者からの返信
殉教@公共の不利益さん、一貫した透徹なご鑑賞をありがとうございます。
思わず読み耽ってしまい、いけない、拙句への過分な物語だったと。(^^;
原句を超えたご鑑賞は、まさに独立した文学であることを実感しました。
「午後日ざし道路のひびに冬の草」
「冬菊のそれぞれ色を尽くしけり」
「偲ばるるひとになりたき蓮の骨」
気づかれず、褒められも求められもしないかも知れない。けれども確かに在り、そして美しく尊い。そうした事々を詠んだ御作が好きです。
作者からの返信
うさぎは誇り高き戦闘民族さん、さっそくのご高覧をありがとうございます。
決して安穏ではない現し世に痕跡をのこすこと自体が美しく尊いと思います。
むかし、電話で、『いふいふ……😓』と言ってよく叱られました。相手によります。
作者からの返信
やましん(テンパー)さん、あらまあ、そんな過去が?(*^。^*)
そのお相手って、もしかして……あら、またいふですね~。