第10話

 俺達はダンジョンにやってきた。俺と渚と真里亞の編成だ。今のところ異変はない。ダンジョンには必ず魔物が現れる。ここのダンジョンも前までは魔物がちゃんと現れていた。となると……がいる可能性が高い。

 俺達が考えていると突然目の前が明るくなり光出した。

「何だ!?おい!朱羅!これってトラップだよな!」

「あぁ!変異種かもしれん!みんな気おつけろ!」

「はい!(あぁ!)」

 その瞬間3人は消えた。そして………

「おい!朱羅!ここって今朝ニュースでやってたとか言うやつじゃねぇーか!?」

「俺も思った!確かに月に似ているよな。」

 その瞬間、が襲ってきた。

 キンッ!

「めちゃくちゃかってーな!」

「これ勝機あるのか?」

「大丈夫だ!問題ない!」

「そ、そうなのか……(渚よ、それは死亡フラグというのだぞ。)」

「さて俺の本気の力を見せてやる!ここからが本気だ!!」

「(おいおい。渚よ。死亡フラグに死亡フラグを重ねてはならぬぞ。違反だ。死亡フラグはひとつだけにしとけ。)」

その狼が襲いかかってきた………が突然斬られたのだ。そこから1人の女の人が現れたのだ。その女の人が3人に近づいてきて喋りかけてきた。

『貴方達は誰ですか?』

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