天才だけど変わり者の科学者が世界を救う!

科学者ベントが、自らが作った武器で敵と戦い、戦争を回避するために奮闘するお話です。

戦争に加担しなかったために国外追放され、人との出会いを経た末に、世界を救うために立ちあがった。
と書くと正義感あふれるヒーローのように感じるかもしれませんが、私はベントを『狂犬』だと感じました。
ベントを敵に回したら怖いことになりそう。
ベントは天才科学者といわれるだけあって頭が良く、話すことも理論整然としており、無駄を嫌う性質ですが、頭がいいだけあって話の通じない人間はお嫌いだそう。
空気が読めないというより、空気を読む必要がないとばかりに、
え?ここでそんな発言をしちゃうの?
と驚くセリフが多いです。ベントにとっては、相手が権力者だろうがゴロツキだろうが関係ないようです。
ベントが立ち向かう先は強大ですが、彼にはオリジナルの武器があります。優れた知能もあります。
必ずや世界を変えてくれることでしょう!

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