第6話
マリーのご家族は祖父母の時代に半島から渡ってきた人達らしい。
しかし、そんなことは関係ない。僕はこう思った。この子にはできるだけ近寄らない方がいいと。
すぐに奥さんが飛んできてマリーを引っ張って行ってくれたからよかったが、あのまま彼女の
これが僕とマリーの出会いだ。
苦手だからといっても得意先の娘。毎日配達に行けば顔を合わすことだってそりゃあある。
午前は早朝に商品を降すだけでいいが、午後は納品プラス翌日の午後便と翌々日の午前便の注文シートを回収しなければならない。
どうしたってマリーとも
それ以来、
冷たいものでなく
(可愛げのない奴)
でも
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