第19話 私の気持ち
私はどうして、こんなにも自分に自信がないんだろう。
自己肯定感が低いと、しずかちゃんに言われたこともあったっけ。でも、その通りで……苦笑でしか返せなかった。しずかちゃんは、ありとあらゆる手を使って、私に自信を持たせようとしてくれた。私は……「また今度」って言って、ずっと言って……少しでも、頑張れた時はあったかな?
大橋くんに好きって言ってもらったのも、トキくんに告白まがいの事をされても、「私のどこが良くて、そんな優しい事を言ってくれるんだろう」って、そう思ってる私がいる。いつまで、そうやって自分を下げて考えるんだろう。私は。
私、変わりたい。
トキくんが高校生になって変わったように、私も、変わりたい。自信を持ちたい。いつまでも、皆から背中を押されているだけの私じゃ――ダメなんだ。
「――な、さな……砂那、砂那?」
「ッ!」
名前を呼ばれる声が聞こえて、目を開ける。重たい瞼を開けると、そこは外で……あれ?なんで私、ここにいるんだっけ?
「こ、ここ、は……」
独り言のように呟いた私の声に、聞きなれた声で返答が来た。
「ここは中庭。砂那、授業をさぼって、ここで寝ちゃってたんだよ」
「え……あ、トキくん……」
「うん」
「……」
寝転がっている私の横に、腰を下ろして、私を見つめてくれる優しい瞳。トキくんは、私と同じベンチに座って、私が起きるのを待ってくれていたようだった。
「ご、ごめ!私、なんで寝ちゃったりして……っ」
「大丈夫。それより、まだ授業中だからシー」
「え、授業中……」
パっと口を押える。しまった、結構大きな声で喋っちゃったけど、大丈夫かな……?
だけど私たちは無事にサボれているようで……。誰の邪魔もされないことに、安堵の息をつく。
「(静か……)」
授業中っていうのは、どうしてこんなにも静かで、心地いいんだろう……。さっきまで激しく波打っていた私の心が、落ち着いていく……。
と、そこまで考えて――気づく。
そうだ、私……トキくんにひどい事いって、勝手に泣いて、挙句の果てに授業をサボっちゃったんだ!
「あ、あの、私……」何か言わなきゃ。ってか謝らなきゃ!そう思って口を開く。だけど、私よりもトキくんの低い声が、会話の主導権を握った。
「この静けさってさ、砂那みたいだよね」
「へ……わ、私?」
「うん。この静かな世界と俺が、きちんと交わえている感覚になって、落ち着くんだ。砂那といると、俺はいつも落ち着く」
「落ち着く……?」
それって、まさに私がさっき思った事と一緒……。だけどトキくんは、その言葉が失礼にあたると思ったのか「あ、ごめんっ」と勢いよく謝った。
「あ、謝られる事なんて、何も……」
むしろ、私の方が謝りたいわけで――どう切り出そうかと思っていると、またトキくんが「ごめん」と謝った。
「さっき、泣かせたこと……謝りたい。プライベートな事に踏み込んでしまったのも……それは、してはダメな事だった。気づけなくてごめん。そんな事でさえ気づかない俺で、ごめん。砂那に全て謝りたい」
「トキくん……」
キュッと心臓が掴まれる。私の方が謝りたかったのに、どうしてトキくんがそこまで自分を責めてるの……?
「……っ」
いたたまれなくなる。だって私が泣いたのは……自分を守る保身のようなものからで……。私がなかなか口を開かないのを見て、トキくんは「少し待ってて」と言って、ベンチから立ち去る。しばらくして戻ってきた時には、手に二本の缶を持っていた。
「好みが分からないから適当だけど……どっちがいい?」
「え、あ……ありがとう。トキくんは、どっちが好き?」
自分が先に選ぶには忍びなくて、選択権を譲る。するとトキくんはフワッと笑って、「砂那の選ばない方のジュースが好き」と、そう言ってくれた。
「……じゃあ、こっち」
「はい、どうぞ」
「ありがとう……ッ」
泣きそうになりながらジュースを受け取り、両手で缶を握る。こんな時まで私の事を配慮してくれて、言葉を選んでくれて……嬉しさと同時に申し訳なさも湧いた。
「(また泣いてしまいそう……っ)」
だけど、ここで泣くのは違うよね。私は頑張るって、そう決めたんだから――
「ねえトキくん」
「どうしたの」
「私、トキくんに話したいことがあるの。長くなるんだけど、聞いてほしい……」
「うん、もちろん」
優しく微笑んでくれるトキくん。彼の手にはオレンジジュース。私の手にはリンゴジュース。お互いに、まだ開けていない。口をつけない。全ては、話し終わってから――言わないけれど、以心伝心で伝わっているような気がした。
トキくんの、こういう波長が私と似ている気がして……思わず、あの日の事を思い出す。
初めてトキくんに会った日のこと。私と同じ、地味で目立たないトキくんに勝手に仲間意識を芽生えた、あの日の恥ずかしい自分のことを――
「これから話すことって、本当の私のことで……きっとトキくんガッカリすると思う。だけど、聞いてほしい。私がいま初めて私と向き合うから、トキくんには見届けてほしい。私が逃げないように、そこで見張っていてほしい」
「うん」
自分でわけのわからないことを言っていると思った。トキくんだって、内心はきっと訳の分からないはず。だけど、何も聞き返さずに頷いてくれるトキくんが、今はすごく有難くて……ウソをつかず全てを話そうと改めて思える。私という人間を、私という弱い人間の事を――トキくんには、知っていてほしい。
「私さ……ズルい女なんだ。トキくんと初めて会った日、私、同じ地味な子に会えたって勝手に喜んで、勝手に好きになった。自分と同じカテゴリーにいる人だから、ただそれだけで安心して、心を寄せた」
「うん」
「だけど、高校で会ったトキくんはカッコよくて……ああ、もう私とは違うって、思っちゃったの。私の手には絶対届かない人になったなって。そう思ってる自分が、すごくカッコ悪くて恥ずかしかった。私、なんて失礼なことを勝手に思ってたんだろうって。だからトキくんに顔向けできなくて、なるべく避けたくて……。でも、今思えば……卑怯な自分から逃げてたんだよね。私は、ズルかったの」
「そっか」
「うん。私は、トキくんに優しくしてもらう資格なんてないの。そういう女の子。さっきだって、そう。実はしずかちゃんにも大橋くんへの返事のことを言われてて”本当に大橋くんの事を思うなら早く返事をすること”って言われて……雷に打たれた気分になった。私は結局、自分が傷つかないために、大橋くんへの返事を先延ばしにしてただけなんだなって」
一気に喋って、そして一呼吸置く。そして「さっきトキくんに出会ったのは、まさにその事に気づいた直後だった」と続けて話した。
「トキくんに見透かされたような気がしたの。私の未熟な部分を。ズルい部分を。いつまで返事をしないつもりなんだって、言われた気がして……思わず逃げた。こんなズルい自分を、トキくんに知られたかと思うと、怖かった。知られたくなくて、知ってほしくなくて……。嫌だったの。私のこんな部分を、トキくんに知られるのが」
話しながら、ドキドキが止まらなくて……つい、泣いてしまいそうになる。浅い呼吸が、涙を誘発させた。だけど、泣かない。泣けない。私は、頑張るって決めたんだもん。
「しずかちゃんがいつも後押ししてくれる。私の良いところは他にある。それを前面に出せばいいって、そう言ってくれる。だけど、私はいつも否定して……自分の良いところなんて無いって、漠然とそう思ってて頑張る努力をしなかった。そんな私を、しずかちゃんがいつも怒って励ましてくれる。何度も何度も……。私は、それに甘え続けていたの」
ぱたっと零れ落ちそうになる涙を、急いで缶をほっぺにあてて隠す。水滴がついた缶は、私の涙をうまくカモフラージュしてくれた。すると、そんな私を見て、トキくんが笑った。少しだけ、クスッと。
「そういうところだよ」
「え……?」
「砂那の魅力。そういう頑張り屋なところ。泣けばいいのに、いじらしく耐えているところ。頑張ってるなぁって、感心する」
「が、んばり……や?私が?」
「うん。きっと砂那だけだよ。勝手に委員長を決められても文句言わず、委員長の仕事を押し付けられても文句を言わず、更にはクラスの事を思って一人で倒れるまで頑張っちゃうところ。頑張り屋以外に、他に言い方がある?」
フッと笑ったトキくんに、目を奪われる。トキくんが、キラキラと輝いているように見えた。あぁ、この人は、今ウソをついていない――本能で分かった。
「頑張り屋、そして底なしの優しさかな?大橋に代わってプール掃除を引き受けるのも、告白してきた相手の事を思って断り方を真剣に悩むのも、あとは――あの暴れ馬なアオが、砂那にあそこまで懐いてるのが、答えなんじゃない?」
「アオくん……?」
「砂那は頑張り屋で、優しくて、面倒見が良くて……魅力的」
「魅力、的……?」
復唱した時に、今度こそ涙がこぼれた。その涙を拭ったのは缶ではなく、トキくんの細長い指だった。
「相条さんの言いたいことが分かるよ。砂那は、こんなにも魅力的なのに、こんなにも自分の殻に閉じこもってる、もったいない。俺は、そう思う」
「そんな……私は、ズルいよ?」
「誰だって、そういうズルさは持ってる。砂那だけじゃない。もちろん、俺だって」
「トキくん……?」
容姿端麗で優しいトキくんのどこに、ズルさがあるんだろう?その陰さえ見えない。トキくん、私に話を合わせてくれてるのかな……?
だけどトキくんは「作り話じゃないよ?本当の本当」と言って、眉を下げて笑った。大きな子犬みたいに見えて……少しだけ、心が和む。
「俺、全然なんだよ。中学の時に比べて、変わったのは見た目だけで……中身はポンコツのままだ。さっきも、大橋に言われた。最低だって、失礼だって……その通りだと思った。大橋を傷つけて初めて、自分はいけない事をしたって気づいた。……ね、ダメダメでしょ?俺はまだまだ、未熟で、子供だ。
だけど、それを悟られないように必死に取り繕っている。自分の弱さを見せないために、いや、見られたくないがために……。そうやって、俺は出来た自分を、周りに知らしめたいのかもしれない。いや、周りと言うよりは……ただ一人の人に」
トキくんはそう言って、静かに視線を動かした。その瞬間、私と視線が合う。ドキリと、心臓が跳ねたのが分かった。
そんな私を見逃さなかったトキくん。私の頬に手を当てて「砂那」と、優しく笑う。
「もう気づいてると思うけど、言わせて。俺は……砂那の事が好き。俺が強がりを見せたいのは、完璧な人間だって思ってもらいたいのは、砂那だけ」
「!」
心臓が、止まった。ヒュッと音を立てた息は――この静寂の中に、静かに消えていく。
「砂那に振り向いてほしくて、自分を見てもらいたくて……カッコ悪いほど自分を取り繕っている。変わったのは見た目だけ。見た目さえ変われば、それでいいと思ってた。
だけど、違うんだね。砂那に会って、初めて気づいた。中身から変わらないといけないんだって。俺と言う人間の中も外も好きになってくれないと、意味がないんだって……今、初めて気づいた。
砂那、ありがとう。気づかせてくれて――大好きだよ」
「トキくん……っ」
好きな人から、感謝される。自分を認められる。そして、好きと言われる。この瞬間、私の頭の中に扉が出て来たような気がした。小さな扉。指一本ほどの大きさのドアノブを回せば、いとも簡単に扉は開く。
ガチャ
開けると、そこにいたのは小さな扉に似合う小さな自分。それは、今、この瞬間に少しずつ成長している自分自身。自身という「自信」だった。
「トキくんが、私の事を……好き……?」
「好きだよ。俺は……初めて会った日から今日まで、ずっと砂那が好きだった。忘れた事はなかった。会いたくて仕方なくて……だけど会う方法がなくて。再会するまで、本当に長い時間だった。また会えたのが奇跡だ。そして一緒のクラスになれたのも、こうやって君に直接思いを伝えられたのも――全て嬉しくて……って、何はしゃいでるんだろうな俺。ごめんね……」
ごめん――と謝ったトキくんは、なぜだか泣きそうになっていて。私の頬に添えられていた手が、フルフルと震えている。
「トキくん……」
たくさんの思いが、トキくんの中に芽吹いている。そして、私も――トキくんに思われることで、必要と言われることで芽吹いた「自信」。その芽にしずかちゃんの励ましや、大橋くんの告白が水となり、どんどん芽が成長する。
「(あぁ、私……もう大丈夫)」
満たされた私が、今、ここにいる。目を細めると、簡単に涙が落ちた。悲しみの涙じゃない。嬉しくて、嬉しくて――どうしようもなく幸せな涙。
「トキくん」
ギュッ
私は、座ったまま思い切り横を向いて、トキくんを抱きしめる。大きな体に、必死に手を回す。するとトキくんは一瞬ビクリと反応したものの……しばらくすると、応えるように私の背中に手を回した。
トキくんの忙しい心臓の音が聞こえる。ドクンドクンって、破裂しそうなほどの振動。そして、衝動。全て私に向かっていると思うと、私の芽が、また大きく伸びた気がした。
「トキくん」と名前を呼ぶと、少しだけゆらっと揺れた彼。少しの沈黙の後に「うん」とだけ、弱々しい声で返ってきた。
「私も、トキくんの事が好き」
「へ……?」
「トキくんの事が、大好きだよ」
「~っ」
ギュウと力を籠めると、トキくんからも返ってくる。私と同じくらいの力で。あるいは、それ以上に。
「私、トキくんに会って、トキくんの優しさに触れて……一度は諦めた恋が、諦めたはずの恋が、完全に私の中から消える事はなかった。諦めきれなかったの。手の届かない人だって思ってるのに、私とは不釣り合いだって思っているのに……どうしても、トキくんの隣を歩きたくて、仕方がなかった」
「砂那……」
「諦めようと一歩引いたら、トキくんが一歩近づいてきてくれた。その一歩が、私がトキくんを好きって気持ちを加速させた。私はトキくんを、こんなにも好き。私も、あなたが……大好き」
「っ!」
また、ぎゅうっと、私を抱きしめる手に力がこもる。だけど強い力とは反対に、トキくんは弱々しく、私の肩におでこを寄せた。
「トキくん……?」
「嬉しくて……。俺の努力が、やっと実ったなぁって……。ごめん。しばらく、このままで」
「うん……うん……っ」
顔は見えないのに、嗚咽は漏れていないのに、なぜだかトキくんが泣いているような気がした。「トキくん、私ここにいるよ。離れないからね」何気なくそう言うと、トキくんの手に、また力がこもった。
「砂那……お願いがある」
「うん、なに……?」
「もう一度、大好きって言って」
「え……」
「ダメ?」
「ダメってわけじゃ……っ」
トキくんは顔を上げて、至近距離で私を見た。前髪と前髪が、当たってしまう距離。トキくんの息遣い、トキくんのくぐもった声。そして――お互いの心臓の音。
この静寂の中にいるからこそ、これらの全てが、容赦なく私を意識させる。涙は少しずつ引っ込んでいき、今度顔を見せたのは、リンゴのような真っ赤な「照れ」。私の顔は、まるで早着替えのように、瞬時に赤面する。
「……ぶはっ!」
「な、ちょ、トキくん!笑わないでよ……っ!」
絶対、この赤面を笑われたのだと思って、急に恥ずかしくなる。トキくんはと言うと、さっきの泣きそうだった雰囲気から一変。いつも以上に頬を緩ませて、幸せそうに笑っている。だけど、その顔さえもカッコよくて、まさに非の打ちどころがない、完璧で綺麗な王子様。
「からかいたいのに、からかえない……っ」
「そんな事思っていたの?かわいい」
「(か、かわいい……っ!?)」
私が更に赤面していると、トキくんは少し顔を傾けた状態で私を見る。その口は「覚悟してね」と二ッと笑い、綺麗な弧を最後に描いて止まる。
「か、覚悟……?」
「うん。俺、今までたくさん我慢してきたから……砂那を好きな気持ちを隠して、バレないように必死に取り繕ってきたから……もう我慢しなくていいと思うと、抑えきれないかも」
「お、おさえ……っ!?」
パッとトキくんから身を引く。や、やっぱり男の子って、そういう……いや、じゃなくて。「私の破廉恥!」途端に男として意識してしまう私に喝を入れる。落ち着いて、そう、相手はトキくん。あんなに優しいトキくんが、そんな急に豹変するわけ――
と、ここで思い出す。調子が悪くて保健室で寝ていた私の頬にキスをしたのも、トキくんだったということに。
「(やっぱり男の人ってオオカミなの!?)」
「ん?どうしたの?砂那?」
「い、いえ……なにも……!」
ドキドキ、尋常じゃない速さで脈を打つ私を、すごく平然とした態度で見るトキくん。どうやら、トキくんの方が何枚も上手みたい……。
「(またしずかちゃんに相談しよう……!でも、その前に……)」
しずかちゃん、大橋くん――二人のことを思い出す。そうだ、私は、まだまだやるべきことがある。まだ、途中だ。終わっていない。今まで私を支えてくれた人に、無事に芽は出たと、報告しないといけない。遅くなってごめん、待っていてくれてありがとう――って。
「トキくん、私……」
赤い顔は、もうどこかへ行った。目はきっと真剣に、今この場にいない二人を見ていると思う。そんな私の雰囲気を察してなのか、トキくんは全てを理解したと言わんばかりに「行っといで」と言った。
「相条さんと大橋、たぶん二人ともサボってると思う。あの二人のことだ。屋上にでも言って、大声で言い合ってるんじゃないかな?お互いのメリットデメリットをね」
ふふと笑ったトキくん。私もつられてふふと、笑い返す。するとトキくんが「はい」とまだ開けていない缶を、私に手渡した。
「お守り……ってわけじゃないけど、砂那なら大丈夫。これを二人に渡すころには、きっと皆いつもの友達に戻ってるよ」
「で、でも、これはトキくんが買ってくれたジュース……」
「いいんだ」トキくんは笑う。そして「大橋には本当に悪い事をしたから。そのお詫び」と言って、曇りない笑みで笑った。
「……ありがとう、行ってくるね」
お言葉に甘えて、私は中庭を後にする。校舎の中に入る時、トキくんを見るために振り返ると、トキくんは尚も私に手を振ってくれていた。そして口パクで「がんばれ」と応援してくれる。
「トキくん、ありがとう……大好き」
授業中だから大きな声で言えない。だから、自分だけに聞こえる小さな声で返事をした――つもりだった。決して聞こえないと思っていたのに、読唇術でも使ったのか、トキくんは顔を赤くして照れたように笑った。
まさかの以心伝心に、私もまた少しだけ照れてしまう。だけど、同時に嬉しくなって――二人の元へ向かう足取りは、すごく軽やかになったのだった。
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