何気なく読んでたら「世界の狭間」に連れ出された

シュレディンガーの猫、有名ですよね。
最初はその知識を得た女子高生達が時々可愛らしいボケも挟みつつ量子力学についてふわっと語るのかなぁと思って読んでいたのですが、猫をPCケースに入れたあたりから「おおおおおおお!?」っとなんだかジェットコースターに乗せられている気分になりました。

そして「おおおおおおお!?」としたまま世界の狭間に連れ出されたかと思えば、いつの間にか現実に戻り、登場人物の「でもさ、ちょっとだけ楽しかったよね?」の発言に思わず読みながら「はい」と頷き……。
なんだか不思議な感覚のまま最後まで読まされてしまった(←褒めてます)お話です。

あと猫はPCケースに入れられますが無事です。出た後も元気いっぱいなので猫好きな方も安心してお楽しみください。