第16話 センセーからの最後のテスト
ガチャ
「真乃花さん」
「わ、センセーじゃん。久しぶり」
そんな会話をしたのは、私が泣きに泣いた翌日の事だった。朝、センセーがいきなり私の部屋を訪ねて来たのだ。
「(ちょっと痩せた?)」
久しぶりに見たセンセーは何だか痩せていて、頬がこけているように見える。
「なあ、大丈夫かよ?」
「何がですか?」
「何がも何も……なんか全体的に小さくなった気がするぞ」
「小さく……」
不満だったのか、それ以上何も言わないセンセー。いつもだったら憎まれ口の一つでも叩くのに、まだどこか悪いのか?
「調子悪くて寝てたんだよな?最後に会った時、すげー顔色してたもんな」
「調子が悪かったのはあの時だけで、それからは何だか眠たくて寝ていました。
大丈夫です、元気ですよ」
「そ、そうか……」
間髪入れずにスラスラ喋られたんじゃ、質問しにくい……。「元気」って言ってんのに、しつこく聞くのもな。
「で?どうして私の部屋に?」
「あぁ、そうでした」
センセーは本来の目的を忘れていたようで、ポンと手を叩くしぐさをする。センセーって、所々おじいちゃんみたいなんだよな……。
「今朝、一緒に登校しませんか?」
「へ?そんなのいつもしてる事、」
「ちょっと寄り道しながら、です」
「寄り道?」
「美味しいフラペチーノが飲めると噂の、」
「い、行くいく……!!」
私の食い気味の答えを聞いて満足したのか、センセーはニッと笑った。
「決まりですね」
「……っ」
その笑顔が夢の中のセンセーと重なって見えて……私は昨夜の事を思い出して、目頭が熱くなる。
「真乃花さん?」
顔を覗き込もうとするセンセーに「ストップ」と手のひらを見せて制止させる。
「私、その……まだ起きたばかりだから顔が汚ねぇよ。だからこっち来んな。見んな」
「そんな乙女みたいなことを今更言わないでくださいよ」
「(呆れられた!?)」
しかも乙女って……私が自分の気持ちに気づいたの、もしかして勘付かれてるのか?私がセンセーの事を好きって……気づかれてる?
「(いや、まさかな……)」
ドキドキと、緊張しまくる私。だけどセンセーはため息一つで、私の心配事を一蹴した。
「もっと汚い顔なら何回も見ていますから、今更気にしないで下さい」
「……心配した私がバカだったわ」
肩の力が抜けた私に、センセーは頭に疑問符を浮かべて「は?」と言った。その声が少し間抜けで、私の動悸もすぐに収まったのだった。
◇
朝から優雅にフラペチーノを飲むなんて、変な感じだ。
「あ、これ美味しい」
「奇遇ですね。私のも美味しいです」
制服を着ておきながら、のんびりとフラペチーノを飲むさまは、サボりそのものだ。
「(ってか、センセーが学校をサボらすなんて珍しい)」
というか、初めてだ。センセーは教師というだけあって、学校に関する事は厳しかった。サボりなんて、「さ」の文字を口にするだけで般若の表情だ。
「(それが、どうした?)」
なんで自分からサボらせた?いや、まだサボり決定じゃないけど、急げば間に合うけど……センセーを見る限り、急いでいる感じは微塵もない。ばかりか、フラペチーノも全然減ってない。のんびりしたいって、そういう事なのかな?
「(でも、それはちょうどいいかも)」
気づけば、私とセンセーは、家から離れた初めて来る公園に来ていた。結局公園かよ――と思わないでもなかったが、でも平日の早い時間という事もあって誰の姿もない。
「(気持ちをため込むのは性に合わねーし……気持ちを打ち明けるにはもってこいだな)」
昨日気づいたばかりの、生まれたてほやほやな、私の恋心。センセーとの間に隠し事は――なしだ。
「なあ、センセー」
「はい」
今まで半歩前を歩いていたセンセーが、ゆっくりとした動きで私を見る。「何でしょうか」と言いたげな口の動きをしていたが、それは声にならずに不発に終わる。きっと、私の真剣な顔をみたからだと思う。
有無を言わさない、私の真剣な顔。言葉を交わさずに、目視でそれを悟ってくれる、優しいセンセー。
ありがとう、センセー。
でも、ごめん。
今から私が言うのは、サイテ―な事だ。
「私――センセーの事が好きだ」
「……はい?」
「好きなんだ」
「……」
ごめんなって謝りたいけど、謝れない。私が謝ったら悪霊になるんだろ?私の手でセンセーを悪霊にするなんて、死んでも嫌だ。
「……」
「……驚いた?」
「えぇ……少し」
「(少し?)」
センセーの言葉のチョイスに、引っ掛かりを覚える。それに、顔だ。全然驚いた顔をしていない。きっとそうなんだろうなって、それくらいは勘付いていたような、そんなすまし顔だ。
「……ムカつく」
「それはこっちのセリフです」
「はあ?」
私の持っているフラペチーノがベコッと嫌な音を立てて、少しだけ潰れた。センセーみたいにチビチビ飲まないから、中身が出ることはない。いや、そうじゃなくて。
「なんでセンセーがムカついてんの?何に?」
「私なんかに惹かれて……あなたはバカです」
「ば、はあ!?」
む、ムカつく!泣きながら気づいたこの気持ちを、バカ呼ばわりするなんて!
一発殴ってやろうと思ったけど、思いとどまる。もしかして――
「なぁ、私がセンセーの事を好きになったら……迷惑なのか?」
前半は勢いよく。だけど後半は、情けないけど声が震えた。こんな事聞いてどうすんだ。「はい」って言われたらどうすんだ。立ち直れねーだろ。だけど、私の心配は的中して、センセーは一言だけ言った。「迷惑ですよ」と。
「!!」
瞬間、胸がしめつけられる。
やっぱり穂乃花の方が好き?
私じゃなくて、穂乃花だった?
じゃあホテル行って、やることやって帰ってきて……?
「(いや……やめよう)」
ふーと、深呼吸をする。
「ブランコ、座ろーぜ」
「……はい」
座った方が幾分か落ち着ける。っていうか、すぐに殴ってしまいそうになる私に、ブランコという物理的な距離をとって、ブレーキをかけたい。センセーと、落ち着いて話がしたい。
ギシッ
二人分のブランコが、左右非対称に揺れた。お互い地面に足をつけて漕ぐことはない。でも、私は揺れている錯覚に陥る。それは自分の心臓が「これでもか」と唸っている振動だった。
「すう」――深呼吸をする。
そして、センセーを見た。
「もう一回聞いていい?なんで私が好きになったら迷惑なんだ?」
「……簡単ですよ。だって私、もう死んでますし」
さらっといってのけるセンセー。そうなんだけど……でも、そこにいるじゃん。
「私の横でブランコに座ってんじゃん」
「これは海木という姿で、私ではありません。いずれ……お返ししないといけない体なんです」
「(そうなんだ……)」
じゃあ、センセーはまた幽霊に戻るのか?海木に憑依する前は、そうだったもんな。
「その体、ずっと借りてるだろ?だから、身元不明になっても大丈夫な……どこぞのホームレスを連れて来たのかと思ってたぞ」
「こんな若いホームレスがいたら、世も末ですね」
「(あ、確かに)」
え、でも、じゃあ……
「その人、誰?」
「……」
私が疑問を口にした瞬間、センセーはピタッと固まった。
「灯台下暗し……ですね。鶫下さん、探し物っていうのはね、意外と近くで見つかるんですよ」
「へ?」
センセーはせっかく乗ったブランコを降りる。そして私の前まで来て、ピタリと止まった。その顔は、少しだけ悲しそうで、後は申し訳なさそうな――そんな複雑な表情をしていた。
「鶫下さん」
「うん?」
「先に謝っておきますね」
「なにを?」
「いいから、聞いてください。私が憑依しているこの人。この人こそ、あなたが長年探していた――大樹くんです」
「へ――?」
時が、止まった気がした。
「え、なに……なんて?」
「大樹くんです。生きていました。記憶が少し抜け落ちていますが、元気です。神池山を越えた村で保護されて、そこでずっと暮らしていたんです。そこはテレビもスマホもない閉鎖された町で……町人は、失踪して捜索願が出ている大樹くんとは気づかなかったみたいです」
なに、言ってんだよ。センセー……?
「え、だって……幽霊は呼び寄せれるとかいう、あの話は?」
「すみません、ウソです。でも生き霊を呼び寄せました。その後は、私がこの体を迎えに行きました。それからは、あなたの知っている通りです」
「知っている通りって……」
「心配せずとも、大樹くんは五体満足ですよ。とはいえ……こんな大事な事を黙っていて、申し訳ありませんでした」
「なんで、謝るんだよ……」
っていうか、待って。頭がこんがらがる。大樹が目の前の海木で、それで……。あぁ、ダメだ。やっぱり……
「(そんな事いきなり言われても……わけわかんねーよ……っ)」
センセーを見るのをやめて、俯く。俯いて、目を固く閉じた。目の前のセンセーは、膝を折って私と同じ目線に合わせてくれている。
「(そんな事に優しさを見せるくらいなら、どうして……)」
私は、センセーの事を好きだって、昨日気づいたんだぞ。
「センセーはひどい……だって、もっと早く海木が大樹だって教えてくれれば、私はッ」
「そうですよね……分かっています」
「分かってるなら、なんで!」
ガバッと顔をあげると、そこには――
「なんで、そんなに泣きそうな顔してんだよ……っ」
「……っ」
今まで見たことない、悲しそうな表情をしているセンセーがいた。「すみません」私には謝るなと言ったその口で、もう何度目かにならない謝罪をしている。違うよ、私が聞きたいのは、そんな事じゃない。
「私が子供だから、からかって楽しんでた?」
「違います」
「恋愛初心者だから、面白可笑しく見てた?」
「違います」
「じゃあ教えてくれよ。なんで大樹の事をずっと隠してた?」
「……」
センセーは顔を下げる。
そして、小さな声で呟いた。
「私の、意地です」
「意地……?」
「そう、意地」
センセーが私の手を取る。自分のフラペチーノは、隣のブランコの上に置いたらしい。私も、今はもう飲む気が失せたそれを、センセーの手によって地面に置かれる。
「鶫下さんを必ず救いたいという、教師の意地です」
「救うって、」
「もちろん、あの家庭から救うこという事です。必ず大樹くんを見つけようと、そう思っていました。すると見つかった。でも、記憶が抜けている。あなたの事は、どうやら忘れていると見た。この状態で、あなたと大樹くんを残して、私は成仏できませんから。大樹くんが記憶を取り戻すまでは、意地でも憑依し続けてやろうと、そう思っていたのですよ」
「ま、限界もありますがね」と言ったセンセーは、ハハハと乾いた笑いをした。私は黙って、続きを待った。
「だけど、憑依し続けた甲斐がありました。あなたの事を、少しだけでも守れた気がする。あなたには混乱させてしまいましたが、後悔は何一つありません」
「少しだけ守れたなんて……違うだろ」
いっぱい守ってくれただろ、いつも。センセーは、いつだって全力で、私の笑顔を守ってくれただろ。
「(バカだなぁ、過小評価すぎんだよ……っ)」
私の目から、涙が落ちる。それを、センセーの手が優しく受け止めた。いつにない優しい顔のセンセー。やめろよ、そんな顔すんなよ。
「(こんな状況だってのに、ますます好きになっちまうだろ……)」
するとセンセーが「なので」と続きを言う。
「私からあなたに送る、最後のテストです」
「え――」
「事実を知ったあなたが、自分の手で選んでください」
「え、選ぶって、」
何を?
混乱する私をよそに、センセーはまるでコース料理を説明するみたいに、スラスラと喋った。
「私を選ぶと、大樹くんは一生、意識を取り戻しません。私が生涯、乗っ取ります。反対に大樹くんを選ぶと、私は憑依から外れます。そして、消えます」
「き………………え、なんて?」
センセーが消える?幽霊に戻るんじゃねーのかよ……っ?
「私は所詮、普通の幽霊。霊力がすこぶる高いとか、そんな事はないんです。憑りつけるのは一度きり。それをやめた瞬間に霊力がなくなり、私は消えます」
「そんな……!」
だって、センセー言ってただろ?私の悩みが解決しないと成仏できないって……!
――一つ、皆の記憶は操作しました。私の事は皆忘れています
――二つ、あなたの悩みが解決できないと私は成仏できません
――三つ、あなたが私に謝った瞬間、私は消えます
――いいですか?よく覚えていてくださいね
「大樹と再会できたからって、大樹は記憶がないんだろ?じゃあ私の悩みが解決するとは限らねーだろ!ちゃんと最後まで見届けろよ!」
「――すみません、初めにお話しした成仏うんぬんの話はウソです。私は、普通の幽霊。セオリーに基づいて消える存在なのですよ」
憑依をやめたら、消える。
センセーが、いなくなる。
「(そんな……ウソだ……)」
力が抜けて、ズリッと、ブランコから落ちる。それを寸でのところで、センセーの手が抱き留めた。
「うそつき……センセーは嘘ばっかりだ!教師だろ、そんなに嘘ついて良いと思ってんのかよ!」
「すみません……。でも、ウソでもつかないと、あなたは私に謝り続けて塞ぎこむでしょう?」
「!」
「幽霊になった私の姿を見て、泣いて、ずっと謝るでしょう?
あなたが悪いわけじゃないのに……。それが、私には耐えがたかったのです。そう思ったから、あんなウソをつきました」
すみません――と謝るセンセーだけど、なんだよ。センセー、なんも悪くねーじゃん……っ。
「(それもこれも、全部、私のためのウソ……。幽霊になってまで、そんなに私の事考えてたのかよ……)」
それなのに、私、さっき――
――大樹と再会できたからって、私の悩みが解決するとは限らねーだろ!?
「(ひでー事、言っちまったじゃねーか……)」
情けねーな。どこまでセンセー頼りなんだよ。自分が寂しいからって、センセーを言葉で縛り付けようとした。
「(私、最低だ)」
私が言ったことは、今までのセンセーの努力を踏みにじる言葉だ。私をあの家から救うこと――それだけを思って、センセーは幽霊にまでなったっていうのに……。
「センセー……」
情けなくて、涙が落ちる。センセーは私を抱いたまま、ポンポンと背中を叩いてくれる。
「分かってます。あなたの今のグシャグシャな気持ちは、分かっているつもりです。だから、もう一度よく考えてほしい。あなたは一体、誰と一緒にいたいのかを」
「誰と……」
「明日まで待ちます。明日また、答えを聞かせてくれますか?」
「明日……」
すぐじゃねーか……答えなんて、出るのか?
「センセーを選んだら、大樹が消える。大樹を選んだら、センセーが消える……」
「そうです」
「そうです、じゃねーよ……っ」
生徒にこんな酷な試験してんじゃねーよ。試すんじゃねーよ私の気持ちを。試すな、センセー。自分の価値を、こんな方法で……っ。
「センセーの事、最後に大嫌いになりそうだ……」
「それは……私からしてみれば、本望かもしれませんね」
「消えるかもしれないってのに、余裕だな」
「伊達に一回死んでませんから」
「……馬鹿野郎」
センセーのブラックジョークを聞き流しながら、ふと気づく。私が、万が一センセーを選んだら?その時は、センセーは、何て思うんだ?
「もしセンセーが私に選ばれちゃったら……センセーは私の事が好きじゃなくても、私のそばにずっといなきゃいけないんだよな?」
「え――」
「だってそうだろ?私がセンセーを選んだら、センセーは憑依をやめれないんだろ?私と一緒にいるよりも、早く成仏したいんじゃねーのかよ?」
「……」
「私は、センセーを苦しませたくねーよ……これ以上……」
するとセンセーは、情けなく笑って、
「……馬鹿ですね」
一言だけ呟いた。
「馬鹿はセンセーだろ」
「……そうですね。でも、あなたも自分の鈍さに少しは気づいても良いと思いますよ」
「はあ?わけわかんねー……。既にややこしいんだから、これ以上ややこしい事いうなよな」
「ふふ、すみません」
するとセンセーは私を、自分の肩にトンと寄りかからせた。今の私の全体重は、センセーにある。するとちょうど耳に、トクントクンとセンセーの生きてる音が聞こえて来た。
「(心地いい……。センセーと、大樹が生きている音――)」
私は、この音がどちらの物なのか、決めないといけない。明日までに――
「(出来るのか、私に……?)」
チラリとセンセーを見る。センセーはまさかみられているとは思わずに、真剣な顔をしていた。だけど私と目が合うと、慌てて笑ったように振る舞って……
「(無理、してんだな……)」
なぁ、どんな無理をしてんだよ、センセー。私が大樹を選んで自分が消えるのが怖いっていう気持ちを隠してる?それとも、自分が選ばれてしまって大樹が消えてしまうかもっていう罪悪感を隠している?
「(センセーの”無理”が知りたい。気持ちが知りたい。これじゃ私の、一方通行だ――)」
――その後、私とセンセーは公園で解散した。私はまだ公園に残るといい、センセーは散歩をして帰ると言った。
「はぁ……」
未だブランコに乗るっている私。溶けてドロドロになったフラペチーノが、私の足元に一つある。まるで、私の頭の中みたいだ。何を考えても、まとまらない感情。どうしたらいいか分からない葛藤。私には――決めかねる内容だ。
「一体、どうしたら……」
はぁ――と出るため息は、いつの間にか公園にやってきていた男の子の耳に届く。
「おねーちゃん、泣いてるの?」
「え、うん……」
「だいじょーぶ?」
「ありがとう……平気だ」
「そっか、よかった!」
それだけ言うと、母親の所にかけって戻る男の子。その後ろ姿が、少しだけ幼いころの大樹に似ていた。
「大樹……センセー……。私、決められねーよ……」
ブランコから降りて、近くのベンチに座る。そして少しだけ、目を閉じた。
――すると瞬く間に、夢の世界へ引き込まれる。
「(ここは……)」
見覚えのある、白の世界。私はまた、あの夢を見ている。一面の白い世界に、一人佇むセンセー。
だけど――
「(あれは……海木……じゃなくて、大樹)」
センセーの傍に座る、もう一人の人物。それは、大樹だった。
「(なに、どうして二人が……)」
私は、どうせ自分の姿は二人には見えないと分かっていても、じっとしていられなかった。
「センセー!大樹!!」
叫びながら、私は二人のそばに駆け寄ったのだった。
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