第2話 短編小説の書き方(メモ書き)

ただのメモ書きです。カクヨムコンが迫っているので、小説を書き慣れていない人向けに綴ります。



★短編を書くときに気をつけていること。



【1】冒頭と結末が対になるように書く


冒頭には主人公が物語の終わりで達成できていなければならない目標を書く。目標を決めるまでの印象的なエピソードを作れるとなお良い。


結末はその目標を達成してどうなったかを描く。達成するまでの最大のエピソードは結末ではなく、そのひとつ前の章に書くようにする。これで尻切れトンボ感が薄れる。



【2】主人公が乗り越えるべき事柄をいかに盛り上げるか考える


プロットにまとめておく必要はないと思うけれど、エピソード中に起こるイベントをどう盛り上げるかは意識しておくと吉。イベントの方向を変えたとしても、エピソード中でやらねばならないことが消化できていれば良いので、気にしすぎない。



【3】登場人物はできるだけ減らす


エピソード中に登場するのは三人までに絞る。

名前付きのキャラはできる限り減らす。親の名前とか町長の名前とか、伏線になる予定がないなら削る。

人物たちの役割はまとめる。


なんなら固有名詞は削る。国の名前とか薬品の名前とか、メニューの名前とか、伏線にすることがないなら削る。

これでスッキリだし、誤字が減る。



地味に大事。



【4】固有名詞は音読せよ


似た響きのものは名前を変えた方がいい。

打ち間違える。

商業化した時の打ち合わせで混乱することになるので、受賞を狙う人は気をつけた方がいい。伏線として活用するつもりがあるなら好きにするといい。



【5】外見描写や状況描写はセリフの間に適度に入れよ


髪が長いキャラや眼鏡のキャラ等が喋るときなど、そのセリフの後にキャラの特徴と仕草を入れると自然に描写できる。試してみてほしい。




作品の雰囲気を固有名詞で表現できる人はそうすればいいけれど、自信がないなら無理に頑張らなくていいんじゃないかな、と思っているネーミングセンスのない自分がメモするぜ。

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