第1章 京都花女(4月)
第4話 京都花女(4月12日)
入学式から4日目にして初めての月曜日を迎えた。
大阪駅前通りは一気に桜が満開になり、花見のシーズンを迎えた。
地下駐輪場で自転車を止めてから、小学校の6年の違うクラス(1組)の友達の辰巳愛佳ちゃんと一緒に中央改札口の向かいにあるセブンイレブンハートインに入ってホットのWONDAのモーニングショットを買ってから10分程制服の胸ポケットに入れて冷ましてから飲み始めた。
愛佳ちゃんは私が小6の時にボーイッシュな感じだという事だったのか、女装ファッションモデルを始めたんじゃないかなと言ってたけど、取り敢えずそういう事にしておいたという記憶はある。
元々、愛佳ちゃんが1番目指してみたいモデルはギャル系に近い感じのモデルさんに憧れてるらしく、いつか私も愛佳ちゃんにギャルメイクを教えて貰おうかなと思っていたからね。
「もう7時24分やん。早くホームに上がらんと」
こんなに混んでるとめっちゃ疲れるけど、早くこの状況に慣れなきゃね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます