第6話

公園についたはいいが姉貴はいなかった




"着いた"とメールをしてベンチに座って待つことにした。




だけど、姉貴からメールの返信は来なくて30分待っても姉貴は来なかった。




おかしいな。




周りを見ると遊んでいる子供が何人かいた。




あのガキたちなら知ってるんじゃないだろうか




「おい。お前らここに結構いるか?」




俺みたいな奴に突然話しかけられ子供たちは怯えていた




「う、うん。」




「そうか。

なら、ここで女の人見なかったか?」




「女の人?みんなー」




男の子が周りの友達を呼んだ




「ねえ、みんな女の人みた?」




「女の人?」




「俺は見てない。」




誰も見ていないのか




「わたし見たよ。」




そう諦めかけていた時、女の子が話してくれた



「どんな人だ?どこ行った?」



「んーとね、茶色い髪でこんくらいの長さなの。」



そう言って肩ぐらいを指さした。



「でね、すごい可愛いい人。」

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