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それから二年が経ち、三振ルールの制限が外れた後も、私は再受験を試みることはなかった。
完膚なきまでに心が折れた私は、目標を失った喪失感から逃れるように勉学に集中した。元々成績は良かったのだ。セカンダリ・スクールを首席で卒業したことにも、特別な感慨はなかった。
進学先にUDFアカデミーを選んだのは、せめてもの意地だったのかもしれない。
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