完結 また、ここから始めよう

Grand of the birthday

-グランドオブザバースデー-


魔女が魔法を唱えた。

"Zilch=ジルチ"

爆炎と熱風が大地を削ってゆく。

とてつもない音をガラガラと立てて

大地が滅びゆく。

その光景は神秘か悪夢か

全てが粉々に壊れてゆくのを自然界は静かに大地の終わりを感じていた。


そこで、時が止まった。


静止。

全てが静止した。

ヴァースの必殺技、誕生時間の時を止める技だ。

人々の時間

動物の時間

虫、鳥、花、歌、風並木、海中の魚達など。

みんな、みんな、時が止まった。




その時間僅10秒間




私はこの瞬間を、捉えたくなかった。




しかし、訪れてしまったのだ。

この瞬間が。

Grand of the birthday

崖の淵から光が飛び射す。

黒い闇夜が、一瞬にして、夜明けと化す。

赤紫色と灰水色の、グラデーションの、空。


空に、太陽が昇る。

……この、瞬間……

ブレムも昇る。


確かにそう告げられていた。

しかし。


あれ?


生きている………

どうやら俺達人間は生きている………

魔女は本当に消滅したのだろうか………


そして、3人は………




「…グ…ラング…。」

「…。」


ヴァース………?

いったいどうなったんだ………?

………ルイマは?



「ラング…。」

「…!」


二人の目の前にヒカリがフラッシュした。


「………っ………ヒカリだ…っ………!」





涙で自然界が霞む。





「ルイマは何処へ行ったんだ?」

「…魔女を包み込み還元させるって伝ってた…わたしが空へ還すんだって。」


「え?」


何故ルイマが責任感じなくちゃいけないんだ…!?

そこは、俺の役割だろ!?


「ルイマ、あなたの事がすきだって。」

「え?」

「伝ってたから」

「ルイマ…」

「ラングの事は私が最後まで守る」

「それは本人の目の前で告白する言葉だろおお!!!?」

涙が…涙が…ぽろぽろと、溢れだした。

「ルイマ…」




だから



ラング…生きて






「ルイマァア…ッ!!!」







…地球が丸いのは何故だと想う。

それは1人の詩人がこう唄ったの。

誰かが流した【地球の涙】なんだって


あとね

泣いてばっかじゃなくて

漆黒に太陽が昇るのと同じように

地球にも笑顔が昇るんだよ


大地再誕は止められた。


その様は、まるで半円にまで亀裂を施した。


それでも地球は、まるい


また


ここからはじめよう……ね、ラング









―名前の無い大地―

「…見つけたわよ、魔女。」

「私はここで再誕するのよ。ルイマと伝ったわね、地球を救うのに私をどうするつもり」

「私ごとくるんで包んで魔女を封じる。」

「そう…じゃあ…始めましょうか…」

「ええ、魔女」

二人は武器を身構えた。






ラング、愛しているわ


+º〇おしまい〇º+

〇+º------------------------------------------------


七転八倒すぎるわっ!!(涙)

いやもう、編集⇒書く⇒差し引き⇒消す⇒編集⇒Endless…

☆プラス思考ですよねっ☆

ほんっっっともう、ここまで読んでくださり

ありがとうございました!!


…心に活気を篝火を…


今年もあっというまでしたねっ !

先だって伝えるとなれば来年からも

これからも書く ! 〇+º


☆THANK YOU☆

(もう、ほんと、いろいろと!?すみませんでした…!!!)


私、それでも、書きたいんだ。

☆º 新作へつづきます☆º



追記です。

文章の編集をしました。

気づいた読者様もいらっしゃいますと思います。

ここまで頑張って読んでくださったあなた様

ありがとう、本当に有難う…!



時ノ砂まどか

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大地救済エンブレム 時ノ砂まどか @magic-0405

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