第11話
普段ユウマはあまりユウダイに話しかけたりしない。
それは多分…
このムッスリ怒ってる顔が恐いからなのかも。
でも今日のユウマは違った。
「…ユウダイお兄ちゃん」
ユウマはプリクラを拾うと、おもむろににユウダイを見上げて口を開けた。
「…これ、ピポピポに貼って!」
ピポピポというのは
携帯電話の事。
ユウマは満面の笑みでしっかりユウダイのジーンズのポケットに入ってる携帯電話を指差してる。
あたしは思わずニヤっとしてしまった。
ユウダイがどうでるのか楽しみ…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます