第5話 人身売買組織

 獲得!

 PV83と☆3個!

 やってない!

 PVが減少傾向。

 残り、95リワードと☆34個。


 焼きそばを食いたかったが、カップ焼きそばも、3食入った袋麺の蒸し麺も買えない。

 4リワードに泣く。

 くそっ、リワード要らないなんて言ったから呪いが掛かったか。

 ガチャも遠い。

 あと660PVだ。

 今のペースだと8話後だ。


 いや言いたいことはあるざまぁ回収はお早めに。

 鉄則だ。


 ちなみに機械兵に焼きそばを作れるか聞いたら無理だった。

 万能機械でもこれは無理だったようだ。

 ロードよ、変なこと聞いてごめん。


 違法な人身売買の証拠映像を録画した。

 実行犯のリーダーはアロガンだった。


 人身売買された人達が集められている屋敷にやってきた。


「ロード、この屋敷の人身売買組織の奴を殺せ!」


 ロード達が、飛んで行く。

 俺はロード達が殺すのを見ていた。


「あへっ、耳に虫が。ぎゃああ!!」


 耳の穴や脳内の映像は見ない。

 見ても詰まらないからね。


「おい、どうした?!」


 慌てているアロガンの映像が右目に映った。


「一体誰が。あいつか。ケンの仕業か。くそっ、カレントの口車に乗るんじゃなかったぜ。どこまでも逃げてやる。あっ、耳の中に何か……。ぎゃー! 許して下さい! お願いします! 痛い! 痛い!」


 アロガンも死ぬか。

 まあ、自業自得というべきだろうな。

 そして、しばらくしてロード達全部が戻ってきた。


 さあ入るか。

 いつものようにロードが鍵開けする。

 そして、映像にあった牢に行く。


「何が起こっているの?」

「くそっ、売られるのも嫌だが、死ぬのはもっと嫌だ」

「ああ、神様」


「助けに来たよ。安心しろ。危害は加えない。違法な人身売買を証言してもらうだけだから」


「助かったの」

「そんな上手い話があるか」

「俺達は自由だ」


 売られそうになっていた人たちは全部で12人。

 多いのか少ないのか。

 金庫があったので、ロードに開けさせる。

 金はあまりないな。

 恐らく金は、ディケイ男爵の所だろう。

 だが、帳簿は押さえた。


 さて、どうするか。

 領主は腐っているし、冒険者ギルドしかないな。


 12人の証人と共に冒険者ギルドに行く。

 何事かと、冒険者ギルドのお偉いさんが出て来た。


「違法奴隷にされそうになっている人達を助けた」

「それで、組織の人は?」

「全員殺したが問題ないよな。違法奴隷に関わる者は盗賊と一緒で見つけたら殺しても罪には問われない」

「その話が本当なら」

「領主が関わっている節がある」

「なんと領主様が」


 こいつはどうも胡散臭い。


「領主を捕まえて来いよ」

「証拠がない。この中で領主の顔を見た者は?」


 全員が首を振る。

 機械兵の録画映像は証拠にならない。

 魔法とかで見聞きしたことは証拠にならないのと一緒だ。


 ロード達の存在はばれてないから、まだ情報収集はできる。

 じっくり行くべきだな。


「とにかく良く聞き取りして組織の関係者を全て罰してくれ」

「ええ……」


 冒険者ギルドのお偉いさんは気乗りがしないようだった。

 だが証人の聞き取り調査はした。

 一時間という短時間だったが。


 さて、とりあえずの金策をしないといけない。

 12人を養うのは大変だ。


 仕方ない。

 ぞろぞろ引き連れて、商業ギルドに行く。


「オークションを開きたい」

「オークションですと、金貨30枚を超える高額商品になりますが」

「チョコレートという金貨100枚はする菓子だ。日持ちがするから研究もできる。再現すれば巨万の富が手に入る」

「そうでございますか」


 リワードは少ないが、88リワードのチョコレートをぽちっとな。

 ああ、焼きそば。

 次回で99リワードが貯まることを祈る。


「君、これはどこで?」


 商業ギルドのお偉いさんが血相を変えてやって来た。


「神から賜りました」

「そうか。削って舐めてみたがこんなのは食べたことがない。製法がないのが残念だ」


 オークションが開催されることになった。

 チョコレートには金貨67枚の値が付いた。

 俺はそれを全部12人に分配。


「みんな働くなりなんなりして生きて行ってくれ。俺は責任を持てない」


 12人は口々に感謝の言葉を述べた。

 そして、俺と同年代の女の子一人を残して去って行った。


「何で残った?」

「孤児で行く所がないから。私、ジャスよ」

「ケンだ。できれば付いてきてほしくない危険だぞ」

「いいの。これは運命だから」

「俺の運命の人は他にいる」

「安心して、恋愛感情じゃないから。なんとなくあなたを見届けたいのよ」

「そうか。世話は焼かないぞ」

「ええ、勝手に付いて行くだけだから」


 旅は道連れ、世は情けか。

 仕方ない、好きにするさ。


――――――――――――――――――――――――

今回のスキルと☆:

 獲得スキル、なし

 ☆残り34個


今回の収支:

 収入

 83リワード

 0イール


 支出

 食費、大銅貨2枚、20イール

 宿代、銀貨3枚、300イール

 板チョコ、88リワード


 残金

 7リワード

 53550イール


 銀のたわし

 0個


次の分岐:


 領主の不正の証拠を見つけるまでに何をする?


 ①生活スキル無双

 ②機械兵無双

 ③現代製品無双


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 10/27日の午後2時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


 次のガチャまで、660PV必要です


1K毎ガチャ


 異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。

 一日の獲得が2000を超えたら、二桁目で。

 3000を超えたら、月間ランキングで。

 1週間☆がなくてランク外の時はハズレとします。


 ⓪ 銀のたわし

 ① 1リワード

 ② 100リワード

 ③ 10000リワード

 ④ 掻痒感スキル

 ⑤ 転倒スキル

 ⑥ 鑑定スキル

 ⑦ 石化魔法スキル

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ 銀のたわし


 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


名前:ケン・ゴールド(健司・金子)

レベル:4

魔力:80/80

スキル:

 [ ]カクカクⓘ

 ざまぁホイホイⓘ

 水生成ⓘ

 点火ⓘ

 乾燥ⓘ

 送風ⓘ

 点灯ⓘ

 殺菌ⓘ

 擬死ⓘ

 方位ⓘ

 加熱ⓘ

 弱回復ⓘ

 機械兵生成ⓘ

 斬撃ⓘ

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