第3話 怪しい偉いさん

 獲得!

 PV75と☆15個!

 やったね!

 残り、119リワードと☆25個。


 くそ、リワード要らない。

 54420イールも持っているからね。

 気分はお大尽様。

 もう一度言おう、リワードくそ要らない。


「わしの恩情を無駄にしおって、1リワードを馬鹿にする者は1リワードに泣くのじゃ。だが要らないのも事実」


 そうだよね。

 誰でもそう思う。


「1リワードを1円に変換できるようにしよう。そしてそのお金で日本の物が買える」

「やった!」


 ごねてみるものだな。


「あまりごねるようなら、天罰を下すぞ」


 へへー、ありがたくリワードを使わせてもらいます。

 そして、効果があるかどうかわからないが自主企画を立ち上げた。


https://kakuyomu.jp/user_events/16818093087298042346


 たくさんの作品が参加してこの作品が読まれるようになると良いな。

 7つのコメントを貰った。

 守備兵のお偉いさんに注意と。

 たぶん、腹違いの兄であるカレントの手下だな。

 おそらく盗賊と同じ穴のムジナだろう。

 全て勘だが、そうに違いない。


 今、俺は乗合馬車で揺られている。


「くそっ、モンスターが出やがった! 街道だぞ! 守備兵は何をやっているんだ! お客さん捕まって、飛ばしますよ!」


 馬に鞭が当てられて、揺りかごから、暴走するトロッコの揺れになった。

 追いかけてくる群れのモンスターはフォレストウルフだ。

 森に生息する狼型の体長2メートルを超えるモンスター。

 大きいのだと、3メートルを超える。


 追いつかれそうだな。


「ロード達よ。フォレストウルフの耳から入って、脳みそを食い破れ」


 ロード達が飛んで行く。


「キャン!」


 フォレストウルフは次々に倒れて、やがて立っているフォレストウルフはいなくなった。


「どうどう、モンスターが勝手に死んだぞ」

「御者さん、戻ってくれる」


 馬車が停まったので、俺は声を掛けた。


「お前さんの仕業か? モンスターをどうするんだ?」

「素材が勿体ないから、街まで持って行く」

「死んでるのか?」

「ああ」


「立ち上がったぞ」

「死んでるから心配は要らない」


 そして、フォレストウルフの死骸を引き連れて馬車は進んだ。

 夕暮れまでに次の街に着いた。


「停まれ! そのモンスターは何だ。テイムしているのか?」


 門番に止められた。

 前の街では止められなかったぞ。


「いいや、頭の中にゴーレムみたいなのがいて操っている!」

「怪しい奴だな。他は行って良いぞ」


 俺とフォレストウルフの死骸を置いて馬車は去った。

 守備兵に注意か。

 当たったな。

 だが、詳しく聞かないと。


 ひそひそと守備兵が話している。


「報告にあったフォレストウルフだ……」


 何で声が聞こえているかと言えば、ロードの何匹かが守備兵の近くにいて声を拾っている。

 その声をロードが受信して、俺の耳元で音声にしている。


「報告を握りつぶした証拠は消さないと……」

「アロガン様に報告だ……」


「おい、大人しくついて来い」


 ロードを回収して、後をついて行く。

 取調室としか言いようのない部屋に入れられた。

 拷問するための器具が机や壁にある。


 いざとなったらロード達を暴れさせるか。

 今の魔力なら、135匹のロードを追加で作れる。


「こいつは」


 偉そうな奴が来て俺を見て顔色が変わった。


「モンスターの死骸を操った怪しい男です」

「こいつはネクロマンサーだ。禁忌魔法を使う」


 ええ、ネクロマンサーかどうかは鑑定掛ければ分かるだろう。

 鑑定も掛けずになんで断定する。


「処刑しますか?」

「いいやネクロマンサーだと自白させろ。こいつのサインを忘れるなよ」


 ピンチだ。

 だが、関係ない。


「ちょっと考えたい。一人にさせてくれたら自白する。サインもする」

「分かった」


 守備兵がみんな出て行った。

 ロードの1匹が出ていく時に一緒に外に出て、俺に扉の向こうの情報を報せている。

 しめしめ、扉の前に人はいない。


「ロード2号、鍵を開けろ」


 ロード2号が器用に鍵穴に足を入れる。

 そして鍵は開いたようだ。


「【機械兵生成】、マスク」


 他の人の顔のマスクを機械兵で作る。

 今の魔力ならこれぐらいの大きさは余裕だ。

 表情を変えると、マスクの表情も動く。


 そして何食わぬ顔で、外に出た。

 ざるの警備だな。

 腐っている守備兵なんてこんなものか。


 さあ、どうしよう。

 アロガンにざまぁしたい。

 どうするべきか。

 3つほど方法が思いついた。


 コメントでアドバイスを貰おう。

 きっと上手くいくはずだ。


 コーヒーが飲みたいな。


「【カクカク】、通販でコーヒーぽちっとな」


 49円の缶コーヒーゲット。

 いつも行くスーパーので俺の愛飲の品だ。


――――――――――――――――――――――――

今回のスキルと☆:

 獲得スキル、なし

 ☆残り25個


今回の収支:

 収入

 75リワード

 0イール


 支出

 乗合馬車運賃、銀貨5枚、500イール

 食費、大銅貨4枚、40イール

 缶コーヒー、49リワード


 残金

 68リワード

 53880イール


 銀のたわし

 0個


次の分岐:


 次の街に着いた。

 アロガンざまぁ、どうやる?


 ①冒険者ギルドにネクロマンサーでないと保証してもらう

 ②貴族の身分を明かして裁判してもらう

 ③領主に面会


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 10/25日の午後2時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


 次のガチャまで、883PV必要です


1K毎ガチャ


 異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。

 一日の獲得が2000を超えたら、二桁目で。

 3000を超えたら、月間ランキングで。

 1週間☆がなくてランク外の時はハズレとします。


 ⓪ 銀のたわし

 ① 1リワード

 ② 100リワード

 ③ 10000リワード

 ④ 掻痒感スキル

 ⑤ 転倒スキル

 ⑥ 鑑定スキル

 ⑦ 石化魔法スキル

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ 銀のたわし


 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


名前:ケン・ゴールド(健司・金子)

レベル:4

魔力:25/80

スキル:

 [ ]カクカクⓘ

 ざまぁホイホイⓘ

 水生成ⓘ

 点火ⓘ

 乾燥ⓘ

 送風ⓘ

 点灯ⓘ

 殺菌ⓘ

 擬死ⓘ

 方位ⓘ

 加熱ⓘ

 弱回復ⓘ

 機械兵生成ⓘ

 斬撃ⓘ

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