第99話立花氏について思う
それにしても、立花孝志氏、もう暴露屋だな。なんでもかんでもスキャンダルだと思えば、個人のプライバシーなどお構いなく、世間へと全てをさらす。
そして、そのスキャンダルをもとに、陰謀論的な世界観を民衆に植え付け、誘導する。
必ず、物事の裏には黒幕がいて、世の中を牛耳っているという世界観。一見分かりやすいので、ついついそうかなと思ってしまうが、ちょっと皆さん注意してみよう。
立花氏の暴露した音声データやその他の情報はあくまで断片的な事実であって、それを結び付け、ストーリーを展開しているのは、立花氏本人である。
政治的判断で言えないことって、世の中ある。それをことさら世にさらして、政治家は真っ黒というのはストーリーとして、ウケやすいし、分かりやすい。
個人情報って、その内容について問題があっても、あくまで個人を守ることを優先しないと、次々に厄介な問題が起こることってよくある。
なので、なんでもかんでも世にさらせばいいという考え方に、私は同意しない。
兵庫県知事選挙が終わったら、立花氏のやり方を糾弾する人が、増えると思う。
今は選挙中なので、みんな沈黙しているが、選挙が終わったら、そういう糾弾が活発になるのではと期待している。
こういう暴露屋って、私はどうも嫌いだ。
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