心無しかいつもより激しく感じるその行為に、嬉しいと思っちゃってるあたしってもしかして変態…？

「なぁ、英梨ちゃん」

嶺亜の上に乗り向かい合うような体制になって、深く繋がった状態で隙間も無いほどに抱き締められる。

「んっ……な、に？」

「……俺は何よりもチームの事を、一番に優先させないといけない。これからもお前に沢山我慢させると思う」

「……うん、」

「チームの事は俺が責任持たなくちゃなんねぇから」

そんなの、当たり前だし。

余裕なように見えて、

ふらふらしてるように見えて、

だけどいつも誰よりもみんなの事考えて、必死にチームを守ってる嶺亜が大好きなんだし。

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