第3話

パタパタパタパタ





鳥が一斉に飛び立つ音で、眠りから覚めた。


今日は休日で学校も休みだから睡眠を貪ろうと思っていたのに、体内時計のおかげでいつもと同じ時間に目が覚めた。




不思議と気怠さは感じない。

最近枕を変えたおかげだろうか。




カーテンを開けると、外でお日様がポカポカと世界を照らしていた。

誘われるように窓を開ければ暖かい風が舞い込んで来る。





「春ですなぁ」






ベットに座って春の風に髪を弄ばれながら、厳しい冬が去り春が訪れたことを実感した。

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