第11話 傘下に入れ。
侵入成功!
思ったより楽に侵入できたな。
そして、船の物陰に身を隠しながら、時には敵を気絶させたり、巡回を息を潜めてやり過ごしたりしてたら、ボス部屋?らしき部屋を発見した。
あれがボスかな?何か話してる。
「ボス あの鉄の艦隊は異常です!我々が所有している、魔法大砲が全く利きません。さらに相手の大砲は命中はしてないが凄まじい威力です、もし当たれば一発で撃沈しますよ。早急に撤退しましょう。」
「そうですよ! 早く撤退しないと、全員死にますよ。」
あら撤退するか、話し合ってたらしい。いけませんね~君達は死ぬか、傘下に入るかの二択なのに。
「いつも通り、ボス以外全員気絶な」
『了解』
さて僕は敵陣の、ど真ん中に閃光手榴弾を投げ込んだ。
「何だ? これ? わっ!眩しい」
光が収まった瞬間3人全員飛び出した。
死神は鎌の棒部分で峰打ち?僕と橘は素手で気絶させている。
下っ端共をボスの視力が戻る前に全て叩き潰した。
そして相手のボスの首に死神が鎌を当てた。
「君がビリジアンのボスかな?」
「わっ!誰だ貴様ら!」
「リモーロの同盟相手かな?」
「何?リモーロ島の同盟だと?聞いたのだがない」
「当たり前だよ、最近同盟結んだから、で君は今二つの選択肢がある組織ごと傘下に入るか、死ぬか」
「実質選択肢一つじゃん。仕方ない傘下に入ります。」
「あら意外にあっさり、何人か脅しの為に、殺すつもりだったのに。死神君 鎌離していいよ。」
「了解。」
「さて、巨大海賊軍団ビリジアン君の名前は?」
「ジャレンスだ、でボスの名前は?」
「犯罪組織conquerorトップ坂下正幸だ。裏社会を完全制圧する夢がある。お前はその布石になってもらう。」
「裏社会を完全制圧?本気ですか?ビリジアンは裏社会の中では中規模な組織ですよ。」
「わかってる、だからもう一つ傘下に入れる予定の組織がある」
「どこですか? 近場だとクィーン・ナイツですか?」
「そうだ、あそこもビリジアンと同じ規模らしいから、二つの中規模組織と僕達の組織があれば裏社会なんて簡単に制圧できる。」
「そんな簡単にうまく行きます? クィーン・ナイツの女頭領が非常に厄介ですよ。一度巨大な利権を巡って大抗争をしましたが、被害が大量に出て手打ちで終わりました。女頭領を筆頭にかなり武闘派が多く、傘下に入らないと思います。」
「へぇ〜ジャレンス、僕達の組織も武闘派を多く抱えてる組織なんだ、拒否でもしたら皆殺しにする、だけだから。」
「クィーン・ナイツを皆殺し。ボス、貴方の組織はどれだけの武闘派が居るのですか?」
「数え切れないよ。ジャレンス、早速クィーン・ナイツを傘下に入るから船出して。」
「······了解です。」
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