【運命】
第5話
♪ピンポーン
ママ「は〜い!あら、ちょっと待っててくださいね、かおりぃ〜!同じクラスの子が来てくれてるわよ〜?」
花織「は〜い!」
クラスの子?撫子だったら撫子ちゃんて言うよね?誰だろう、、、
花織「お待たせ〜!、、、っっっ?!?!」
翔太「よっ!⭐︎」
花織「え?!な、なんで??」
翔太「たまたま近くのおばちゃんの家寄っててさ!ちょっとさ公園に気晴らしに行かない?ももちゃんのことだから、受験のプレッシャーに押しつぶされそうになってるんじゃないかなあと思ってさ!」
花織「行く!!」
ガチャ
花織「ちょっと散歩してくるー!」
ママ「あんまり遅くならないうちに帰ってくるのよ〜?」
花織「わかってる〜!」
びっくりしたぁ〜まさか家に来てくれるなんて!
色々気にかけてくれてやっぱり優しいなあ〜
花織「お待たせです!!」
翔太「いえいえ!じゃ行こっか!ユリノ木公園でいい?」
花織「いいよ!ってか、桜庭くんのおばあちゃんの家もこの近くだったんだね?」
翔太「うん、おばあちゃんは俺の事ガキん頃から超可愛がってくれててさ、次はいつ遊びに来てくれるんだい?って結構寂しがり屋だからさ、行ける時はなるべく顔みせるようにしてるんだよね~」
花織「そうなんだ!意外とおばあちゃん子なんだね!」
翔太「そっそんなんじゃねーけどさっ!」
花織「あ~!照れてる~!」
翔太「っちげーって~ってかあそこのベンチ座らね?」
花織「うん!」
翔太「てか、最近しょげてそうだったね?」
花織「うん、、ていうか桜庭くん、どうして私が切羽詰まってるのわかったの?」
翔太「そりゃあ、ももちゃんの顔見てればわかるっつーの」
花織「でたあ〜///」
翔太「へへっ、あのさ!ももちゃんにコレ使ってほしくてさ!」
花織「なになに?、、練り香水?」
翔太「それ俺も使ってて、てか姉ちゃんが働いてるコスメショップのなんだけどさ」
花織「そうなの?!ちょうどこういうの欲しかったの!」
翔太「良かった!俺部活でうまくいかない時、姉ちゃんにコレ貰って
そしたら不思議と変な力抜けて自然と集中できるようになってさ
アロマオイルも配合されてるっぽいんだよね?だから、ももちゃんにもつけてほしいなって」
花織「そんなことがあったんだね、、!ありがとう!とても嬉しい♡ちょっと早速使ってみてもいい?」
翔太「もち!つけてみてつけてみて⭐︎」
花織「、、あっこの匂い、、!」
これ、あの時桜庭くんに倒れたところを助けてもらった時に感じた匂い、、
この香りだったんだ♡
翔太「どう?」
花織「この香りすごい好き!なんか桜庭くんと話してたらモヤモヤしてたのがどっか飛んでっちゃったみたい、本当にありがとう!!」
翔太「っ// なら安心したっ!家まで送るわ! 」
花織「うん!」
学校以外でも会えるなんて、嬉し過ぎ!
しかもプレゼントまでくれて元気づけてくれて、、、
やばい、、好きが溢れそう♡
花織「今日はほんとにありがとう!またね!」
翔太「おう!またな!」
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