史実とは違う大日本帝国 コラム・補足

「翔鶴」型航空母艦

④計画で建造された空母で前級である「青龍」型の設計をベースとしつつ一号型護衛空母で採用されたアングルドデッキやデッキサイド式エレベーターなどを装備する空母である。甲板にはCNC剛を使用した鋼鉄製甲板となっている。これにより改修でジェット機の運用能力を獲得した。しかしかなり大型の空母となったため最大速力は32.0ノットと控えめ。8隻が建造された。

諸元（就役時）

基準排水量：45,000t

全長：295m

最大幅：73m

最大速力：32.0ノット

航続距離：18ノットで8,000浬

搭載機：常用機145機（戦闘機100機、艦攻45機）

　　　　補用5機

発着艦設備：零式蒸気カタパルト×3基

　　　　　　零式制動装置（制動索8索）

兵装：九五式105mm連装両用砲8基16門

　　　九五式105mm単装両用砲10基10門

　　　九九式40mm連装機関砲20基80門

　　　九九式対空噴進弾発射機4基

　　　零式25mm多銃身機関砲（電探連動）

　　　各種機銃多数

乗員：2,000名

起工：昭和14年2月

就役：昭和16年6月

同型艦：「翔鶴」「瑞鶴」「天鶴」「神鶴」「紅鶴」「龍鶴」「春鶴」「大鶴」

諸元（1944）

満載排水量：70,000t

全長：305.0m

最大幅：76.8m

最大速力：30.0ノット

航続距離：18ノットで8,000浬

搭載機：60~80機

発着艦設備：零式蒸気カタパルト×3基

　　　　　　零式制動装置（制動索5索）

兵装：高性能25mm機関砲（CIWS）2基

　　　三式対空ロケット弾

乗員：2,500名

起工：昭和14年2月

就役：昭和16年6月

改修：昭和17年7月

同型艦：「翔鶴」「瑞鶴」「天鶴」「神鶴」「紅鶴」「龍鶴」「春鶴」「大鶴」