第20話馬の調達

「昌景どこ行くの?」 

「馬を調達に。」

「私も行く!」

「いいけど。」


『夏希ちゃん!この歌を歌ってごらん!』

「ドラミ。」

『ソーエテスターアテ、、、。』

「分かったわ。ドラミ。」


スーッ。

 

「ソーエテスターアテキキガミヨー♪ソーエテスターアテスタアア♪スタアドラー♪ドラミケガミセガミドラー♪ドラミケガミセガミドラー♪」


すると、馬、馬、馬。武田菱の鞍が掛かった馬の大軍が現れた。


「夏希、お前すげーな。」

「いや。ドラミが。」

「夏希殿。見ておった。さすが、武田守護神様。」

「信玄。」

「これで、皆が馬に乗れる。戦国最強武田騎馬軍団を作ろうぞ。」

「はっはい!」

「次は、箕輪城じゃ。」

「承知!」

「昌景は、頼もしいのう。」

「いえ。お館様。」

「一日、休みを上げよう。夏希殿と一緒に城下町を見物するがよい。」

「承知しました。」

「ありがとうございます。」


信玄は、大層機嫌が良い。それもそのはずだ。全員が馬に乗れるのだから。

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