第13話 長いようで短かったチュートリアルも
あなたは革の防具を選びました。
その瞬間、あなたの着ていた服の上に革の防具が装備されます。
サイズもピッタリで、苦しくはありません。
「次に、木の剣を装備してください」
またしても、指示が出ました。
その通りに、木の剣を選びます。
あなたは良い子なので、けっしてエクスカリバーを選んだりはしません。
「最後に、幸運の女神を装備してください」
最後の装備ですね。
どんなアイテムなのかはわからなくとも、アイテムを選べばいいだけの簡単なこと。
選んでみると、きれいな宝石が輝くネックレスが現れました。
これが幸運の女神のようです。
「チュートリアルを終了します」
長いようで短かったチュートリアルもこれで終了です。
ようやくあなたはこの世界での冒険の旅に繰り出すことができます。
「あ、そのアイテムはオマケであげるよ。ぜひ活用してくれ!」
騎士ではなく、どこからか最初に出会った彼の声が聞こえてきました。
とういうことは、彼はここまであなたを見ていたのでしょうか。
なんて考えていると。
「しばらくお待ちください」
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あなたの意識は再び沈んでいきます。
次の章に行くみたいですね。
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