2024年10月22日 読み手にとって、わくわくな仕掛けを作る①
【読み手にとって、わくわくな仕掛けを作る①
キャラクターに秘密を仕込む】
わくわくな仕掛けを作る。
考える。
うん。わくわくな驚き、作ろう。
だんぜん、面白くなる。
面白みが増す。
キャラクターに、人物像に深みが増す。
思考や、コンプレックス、実際の人間を思い浮かべたりすると、性格やキャラクターは薄っぺらくならない。
プロの作家や漫画家、お笑い芸人や俳優女優は、普段から人間観察をするという。
ネタはそこかしこに転がっているからだ。
参考にすべきは、人物、時代背景もある。
一人として同じ人間は存在しない。
個性や仕草、容姿、性格……。
局面によっては、二面性もあったりするのが人間だと思う。
いつでも、感情は平坦ではない。
物事に動じない人間だって、ある特有のシチュエーションでは動揺したりもする。
それが面白みに繋がったりするのではとも思う。
例えば、主人公がどんな上司や部下や同僚の前でも完璧な出来る仕事人間であっても、最近現れ恋心や特別な気持ちを自覚した意中の相手の前でだけはテンパったりすると、普段は冷酷にすら見えていた主人公が一気に可愛い人に見えることがある。
読み手に親近感や共感、応援する気持ちを起こすかも知れない。
それから、そんな動じない自分に職場や友だち皆の眼に映っていることが実はコンプレックスだったりとか。
主人公なのに、なんだか苦手意識すら読者にもその物語世界の登場人物たちにも抱かせていたキャラクターが、一気に好感度が上がるかも知れないよね〜。
小説の驚きや、わくわくな仕掛けは無限大にあると思える。
組み合わせ、どきどきの仕掛け場所。
まず、キャラクターに秘密を作る。
たとえば、主人公。
ヒロイン、ヒーローに。
本人が知っているものも、本人すら知らない秘密。
驚きの出生。
知らなかった家族。親戚。
本人や家族の特別な過去など。
スキル、隠された能力。
あとは自覚のない気持ち、感情も良いかも。
良いもの、もしくはトラウマも。
自覚のない気持ちで良いもの。読者がニンマリしちゃう無自覚な恋心とか。
考えだしたら、作者の自分でも面白くなっちゃうものが良い。
物語を書きながら、わくわく。
物語を書きながら、どきどき。
推敲して、またにんまり。
思わず、応援コメントやレビューを書きたくなっちゃう驚きと感動を読者に与えられたら、作家冥利につきます。
意識して、仕込む仕掛けも。
書いていて、物語が動いて、作者である自分自身ですら思っていなかった展開になると、また面白い。
大幅なプロットを変更する事態にもなったりもするが、これぞ執筆の醍醐味の一つだったり。
自分の物語の一番初めの読者は作者自身。
書いてる自分でも驚いちゃうような秘密が浮かんだら、楽しい。
ちょっとした楽しいドッキリを!
さて、書くか。
(2024年10月22日記)
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