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次の日、午前は学校に行き四條さんの家にいくまで、家でゴロゴロしていた。
いつもなら、ご飯行ったりしてたけど、もうしないって決めたしね。
あ、四條さんに何時に行くか連絡してる方がいいかな?
でも、四條さんは家にいないし…。
どうするか考えてると、四條さんから電話がかかってきた。
「も、もしもし?」
変に緊張した。
「鈴か?今日何時ぐらい来る予定だ?」
「20時ぐらいに行こうと思っています」
「わかった。じゃあ19時ぐらいに迎えそっちに行かすから、それ乗って来てくれ」
「えっ!?そんなの悪いです!電車で行きますから」
「ダメだ。駅からも少し離れてるし、危ない」
「でも…」
「気にするな。じゃあ、頼むな」
「はい。ありがとうございます」
電話を切った。
わざわざ迎えに来なくても、大丈夫なのに。
私は5分前ぐらいに、下に降りた。
昨日ドアを開けてくれた人がいた。
「鈴さんですよね?」
「はい、そうです。すみません。迎えに来て頂いて」
「いえ。気になさらずに。どうぞ、お乗り下さい」
昨日と同じでドアを開けてくれた。
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