13P

「あぁ」


「運転手さんと付き添いの方も、送ってくださってありがとうございます」


2人にお礼言うと、頭をペコっと下げられた。


運転手さんは、ミラー越しで微笑んでくれてたのがわかった。


「鈴。おやすみ」


「おやすみなさい」


四條さんは私が家の中入るまで、下で待っていた。


家に着き、私は四條さん家の鍵を無くさないように、使ってなかったキーケースにつけた。


自分家のは、鞄の中最低限のものにしたくて財布に入れてたけど、キーケース使うなら自分家のもつけておいた。


明日は土曜日だけど、進学校なので月1回午前だけ学校がある。


何時ぐらいに行ったらいいんだろ?


流石に家主もいないのに、長居する訳にもいかない。


20時ぐらいでいいかな?


学校終わると課題とかして、準備したらいいぐらいだし。


あ、洋食と和食どっちがいいんだろ?


後、食材どうしたらいいんだろ?


メールしてもいいかな?


【今日はご馳走様でした。洋食と和食、どちらが好きですか?あと、食材はどうしたらいいですか?】


メールすると、すぐに返信がきた。


【どちらも好きだ。食材はこっちで用意しとくから、足りない物あれば、メモして置いててくれ】

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る