第7話

刻は流れ、翌日の朝7:50

蒼家の車の中…




桜「皆ーっ

学園についたわよーっ

起きてー!!」




桜の元気な声が車内に響いた




蘭「…ん…

…ぅん?

……ふぁ…」




起きて大きなあくびを1つ


一応言っとくけど、コレ癖ね…




翔「ぅあ…?

…あ、起こしてくれてありがとうございます」




おぉ…

翔は、大人だな

ちゃんとお礼言ってる

そして、笑顔が爽やかで眩しいな




一樹「んん~~~…

…も少し……」




一樹は1番遠いからまだ寝足りない様子




優「…すー……」




優サン…

起きよーぜ…




紅「ぐー…

ぐぉー…」





……


ボコッ




「いっっっでぇ~~~!!!」




車内に鈍い痛そうな音と悲鳴が響いた




蘭「…紅…

テメェ、イビキがウゼぇんだよ…

もーちょい静かに寝れや…」




蘭の口から物凄い低いドスのきいた声が響く




紅「ひぃっ(ぉ、鬼だっ!

ヤベぇよ…久々にめっちゃキレていらっしゃる…!)

ゴ、ゴメンナサイ、スイマセンデシタぁっ!!!」




イラッ って、するよね☆




蘭「…ウザ」




蘭は寝起き悪いんです


蘭は寝ぼけていて記憶にないみたいだが

一度鉄の扉(凄く硬い奴)素手でへし折った事がある

因みに、目覚まし時計は音が鳴ると蘭にコナゴナに壊されるので、毎日買い換えてます




おっと、さっきので優が起きた様だ





優「紅、ちょっと黙ろうか、ね?」




優から紅へ殺気が伝う


が、蘭は紅の自業自得だと傍観するが、半分は彼のせいでもある




桜「ちょっと、そこのはどーでも良いから早く降りて、ね?」


蘭「早く降りるぞっ」




桜からの殺気を感じ、皆素早く車から降りる

ついでに、さっきまで殺気を出してた優は、母さんのに負けてすぐに引っ込ませた

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